[SI43]特捜9/警視庁捜査一課長
- カテゴリ:テレビ
- 2018/04/27 16:17:34
特捜9 第3話「殺人都市計画」 テレビ朝日 水曜夜9時~
今回は、女性建築家が自分の仕事部屋で刺殺された事件でした。
容疑者は5人、アシスタントの女性、師匠でライバルでもある建築家とその妻、2人が参加したコンペを主催した建築会社の社員2人。
ライバル建築家の足跡が庭で発見されたり、その妻がコインロッカーに凶器を隠し持っていたりと、容疑は二転三転するのですが、宗方班長がヒント出しすぎで途中で犯人わかってしまいました。
ヒントは、宗方が育てている少女をダブらせたのかもしれませんが、誰もがあの少女を宗方の「娘」だと思ってるっておかしくないですか?
年齢からしたらどう見ても孫娘なんですが…。
まぁ設定では宗方は50代後半くらいでしょうから、娘もギリありえるのかなと思いますが…。
しかし今回の発言で、少女とは血がつながっていない、父子でもなければ祖父と孫でもないのではないかと思うようになりました。
可能性として一番高いのは、殉職した捜査員の娘、次点で自分が逮捕した(あるいは殺した)犯罪者の娘といったところでしょうか。
この少女の存在に、宗方が退職した理由が隠されてるような気がしますね。
あと、今回も一人で先走った新藤、かなり面倒くさい性格のようですな。
村瀬と青柳の性格を足して2で割ったってだけでもかなりうんざりするのに、その上あの気の利かなさはもはや異常レベル。
最初っから詰め込みすぎると、脚本持ち回りのドラマは性格が破綻しやすいと思うんですけどねぇ。
警視庁捜査一課長 第3回「スクランブル交差点殺人!?誰にも見えない地味な女!!」 テレビ朝日 木曜夜8時~
今回は、元出版社社員の詐欺師が刺されて、スクランブル交差点のど真ん中で倒れるという事件でした。
容疑者は詐欺の被害にあった女性たちに絞られました。
そのうちの1人、地味な未亡人が犯行を自白するも、彼女の証言にはあやふやなで、取調べに派手な服を着てきたり、凶器の探索に嬉々としてつきあったりと、不審なところが多かったのですが、ついに彼女の証言から本当に凶器が発見されました。
実はその未亡人、1年ほど前に万引きをしたところを店員に見つかるも、その店員の温情で警察には通報されなかったという過去があり、本当の犯人はその店員だったのです。
店員は昔、詐欺師の男と3年ほど同棲していた仲だったのですが、久々に再会したところ、詐欺師はその店員の顔を全然覚えてなくて、それを恨んでの犯行でした。
未亡人も店員も、子供の頃から存在を忘れられがちで、全員への配布物をもらえなかったり、飲食店で注文してもなかなか品がこなかったりなどということは日常茶飯事、実際事件直前に詐欺師と未亡人が会っていた喫茶店でも、店員は詐欺師の顔は覚えていても、未亡人の顔はあまりよく覚えてませんでした。
そのへんが共感したのでしょうかね…店員は未亡人に口止めしたわけでもないし、未亡人も店員に親近感くらいは覚えていたでしょうが、そこまでしてかばうほどの仲でもなかったのです。
なので未亡人が嘘の証言をした理由がよくわかりませんでした。
というか、自分の顔を覚えてなかったからといって、いきなり刺す女もちょっとなぁ…。
終始動機に「?」が浮かんだ事件でした。
私は正直忘れ去られるタイプはちょっと羨ましいです。
「田中くんはいつもけだるげ」というアニメにもなった漫画があるのですが、あの主人公のように、常にモブでありたい、空気のような存在になりたいです…。