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[SI44]未解決の女/鳴門秘帖

未解決の女 警視庁文書捜査官 第2話 テレビ朝日 木曜夜9時~
今回は、女子中学生の誘拐事件が、12年前に起きて迷宮入りしている幼女誘拐事件と関わってくるというお話でした。
矢代は珍しく捜査本部に加わるよう命じられ、見た目がスレンダーだからという理由で、女子中学生の父親の秘書の代わりに、身代金を運ぶことになってしまいますが、犯人の要求通りに行動できたまではよかったものの、秘書たちがあまり体が丈夫でないことを犯人が知っていたため、逆に警察官であることがバレてしまい、身代金だけ奪われ女子中学生は戻ってきませんでした。
父親は、娘の声を聞きたいと言ったところ、娘が電話口に出てきて「かもめ」と発言。
それは12年前、誘拐された幼女がやはり電話口で言った言葉と同じだったのです。
結論を言うと、誘拐された女子中学生は、12年前に誘拐された幼女だったのです。
病気で娘を亡くした母親が、同じくらいの年の幼女を連れて帰ってきてしまい、そのままその家の娘として育てられていたのですが、最近になって幼女の実の母親にその事実を知られてしまい、実の母親が男と共謀して起こした事件でした。
実の母親は、もうこの子は自分の子ではない、生きる希望がないから一緒に死ぬと、心中を図りました。
いやぁ、バカですよね。
私が実の母の立場なら、相手が金持ちなんで弁護士立てて裁判起こして金をふんだくりますけどねw
何しろ今はDNA鑑定で、簡単に親子関係が分かりますからね。
過去に子供を誘拐したなんてことが分かれば、父親の立場がなくなるので、脅迫もいいですね。
ただ脅迫は殺される可能性が高いんで、慎重にやらないといけませんねw




鳴門秘帖 第2回「甲賀屋敷炎上」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回やっと、主人公の立場と敵対関係が分かりました。
やはり主人公は幕府の隠密として阿波徳島藩が隠し持つ鳴門秘帖と、先に阿波に旅立ち行方知れずとなった千絵の父・世阿弥を探す旅に出るということで、幕府サイドの立場。
阿波徳島藩の天堂一角とは真っ向からの敵対関係となるわけです。
そして今回、あの関谷孫兵衛も元阿波徳島藩士であることが分かりました。
しかし脱藩だかお家取り潰しだか知りませんが、浪人となり辻斬りなどに身をやつしているところを見ると、藩に特に思い入れがあるわけではなく、関谷に金で頼まれ弦之丞を殺そうとしているようです。
つまり主義主張が相容れないわけでなく、単に気に入らないから、そして金が欲しいからという理由での敵対関係、言ってみれば殺し屋ですね。
ただこいつは私利私欲でのみ動いているので、弦之丞はともかく徳島藩を裏切る可能性はあります。
それから問題なのが甲賀の旅川周馬。
こいつは家柄的には幕府側のはずなのですが、甲賀家の家督を譲り受けるため、千絵を娶ろうとしており、世阿弥はいないのですから、勝手に許婚を反故にしてしまえばいいだけの話なのに、何故弦之丞を殺そうとするのか。
ひょっとして旅川は徳島藩とつるんでいて、世阿弥が捕まったのも旅川の裏切りがあったから?
世阿弥は旅川の邪な性格を知っていたとしたら、家督も結婚も世阿弥がいれば望み薄ですからね。
まぁ旅川の立場はこれから明かされていくでしょう。
今回残念だったのは、忍成演じる下っ引きの銀五郎が死んでしまったことです。
ちょっと早すぎますよね。
また千絵の見張り番だった多市も、弦之丞に斬りかかったため反撃で殺されてしまいました。
千絵は誠実な多市を信頼していたので、彼の死が2人の間にどのような影響を与えるでしょうか。




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