Nicotto Town



4がつ29にち

イイ天気が続き、、、

というか、もぅ夏日ですね

昨日も街中を歩いてるだけで汗が、、


さて、今回はこんな記事を

あら、、こんな見分け方があったのですね~


https://blog.goo.ne.jp/1shig/e/c965fcbac4e1d064def3a3da48cfb279
食品会社がひた隠しにしたい「情報」…包装ラベルから一発で見抜く方法「/」に注目!

 食品の添加物に関心がある消費者は非常に多いが、原材料名の表示を見ても「何が添加物なのかよくわからない」という人がほとんどである。
「最初に原材料が重量順に表示され、その次に添加物が重量順に表示されている」というルールを知っている人でも、何が添加物かを知らないと、どこから添加物が表示されているのかを見分けることはできない。

 ところが、そんな悩みを一挙に解消できる方法がある。

 具体例でみてみよう。
以下の表示例(1)と(2)は、フィッシュソーセージの原材料表示の事例。
1カ所だけ違うのだが、それはどこだろうか。
また、その違いは何を意味するのだろうか。
わかった方は、かなりの食品表示通だ。

表示例(1)
原材料名:魚肉、結着材料(ペースト状小麦たん白、でん粉、粉末状大豆たん白)、植物油脂、砂糖、食塩、醸造酢、香味植物油、オニオンエキス、香辛料、かつおエキス、酵母エキス、加工でん粉、炭酸Ca、調味料(アミノ酸等)、骨Ca、着色料(クチナシ、トマトリコピン)、香辛料抽出物、香料
※アレルギー表示は除く

表示例(2)
原材料名:魚肉、結着材料(ペースト状小麦たん白、でん粉、粉末状大豆たん白)、植物油脂、砂糖、食塩、醸造酢、香味植物油、オニオンエキス、香辛料、かつおエキス、酵母エキス/加工でん粉、炭酸Ca、調味料(アミノ酸等)、骨Ca、着色料(クチナシ、トマトリコピン)、香辛料抽出物、香料
※アレルギー表示は除く

 正解は、酵母エキスの後が、表(1)は「、」、表(2)は「/」となっているところだ。「/」が表している意味は「原材料と添加物を区切っている」ということだ。
つまり、「/」の前は原材料、後はすべて添加物ということになる。

 2015年施行された食品表示法で、容器包装された加工食品は「原材料と添加物を明確に分けて表示をすること」が義務付けられた。
文末に記載した表示例(3)の旧表示を新表示にする場合、大原則は原材料と添加物をそれぞれ欄を設けて表示する方法(表示例<4>)だが、それ以外に認められている例外規定が3つある。

 欄を設けているが項目名に添加物と表示をしない方法(表示例<5>)、
欄を設けずに改行する方法(表示例<6>)、
そして欄もつくらず改行もしないが、原材料と添加物の間に「/」を入れる方法(表示例<7>)である。

 表示例(1)の旧表示を新表示に変更したのが、表示例(2)である。
この法律の猶予期間が5年間なので、完全実施されるのは20年4月1日製造分の商品からだ。
今は新旧表示が入り乱れている状況だが、新表示に切り替えた商品のほとんどが「/を使用する方法」を採用している。

 この方法を採用する事業者が多いのは、「、」を「/」に変えるだけで文字数が変わらないことが大きい。


消費者にわかりづらい方法を採用


 しかし、もうひとつの大きな理由がある。
それは「消費者に表示が変わったことを知られたくない」からである。
表示が変わったことを消費者に気づかれると、何が変わったのかということになり、原材料と添加物が明確に区別される表示になったことがわかってしまう

 もちろん、表示が変わったことを知っている消費者もいるし、隠すこともできない。
完全実施がまだ先なこともあり、テレビなどのマスコミもほとんど報道していないので、添加物が一目でわかるようになったことを知らない消費者は多い。

 事業者としては、どんな添加物がどのくらい使われているかは、できるだけ消費者に知られたくない
ましてや、表示が変わったことで、消費者に添加物への関心を持たせたくない。
そこで一番目立たず消費者にわかりづらい「/」を採用しているのだ。

 
 ただ「/」以降が添加物だと知っていれば、どんな添加物が何種類使われているか一目瞭然だ。
表示例(1)だけ見ていると、いったいどこから添加物なのかよくわからない。
「加工でん粉はでん粉で、炭酸Caは栄養素だから、調味料以降が添加物かな」と思う人もいれば、「調味料も原材料みたいだから、着色料以降が添加物かな」と思う人もいるだろう。

 今まで、筆者は講演会などで「どこからが添加物なのですか?」「何か決まりはないのですか?」とよく質問されていたが、これからは「/以降が添加物です」と簡単に答えることができるようになった。

 これからは、同じような商品なら「できるだけ添加物の少ないものを選ぼう」ということが簡単にできるようになる。
すでに、大手メーカーの商品では、新表示に移行しているものが結構ある。
スーパーやコンビニで新表示を探して、添加物がどのくらい使われているか調べてみよう。
このルールを知っていれば、加工食品の表示を見るのがおもしろくなるはずだ。

(文=垣田達哉/消費者問題研究所代表)




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