ライブアライブ感想
- カテゴリ:ゲーム
- 2018/05/03 01:23:13
どうしてもやってみたかったゲームの一つ「ライブアライブ」、ほぼクリアしました。
これは7人の主人公でそれぞれの物語をクリアして最後に時空を超えて集まった主人公が魔王と戦うというゲームです。
なんといっても最後の魔王の戦いが見所なのですが実際にプレイしてみて印象に残ったのは7つの物語のうちの一つ「近未来編」です。
近未来編では生物を液状化させて(!)肉体の制約から解き放たれた存在をつくる技術が登場します。液状化されたとはいっても死んでいるのとは別で例えるなら魂のような思念の存在になります。作中ではこの状態になると精神のエネルギーが強くなって巨大兵器を動かせるようになるそうです。
この技術を使って死にそうな命を助けたりあえて液体化することによって巨大兵器の戦いに参加しようとしました。一方、敵はたくさんの人を液体にしてひとつの兵器を完成させました。
死にそうな命を液体にして生かすことをよしとするのか?液体になった思念体の集合がひとつになれば、それは幸せなことなのか?どこまで許されるかは思想の問題で、その思想の衝突がドラマになっています。そういった意味で「科学と宗教の調和」を目指す物語です。
ところでみなさん液体になりたいですか?…
ゲーム中では、液体人間になり一つとなることで憎しみも争いもなくなる、
ということでしたが、「人間が存在する限り永遠に続く感情」を失えば
人間ではなくなるように思います。それに、
「そんなカッコに ならなくてもな‥‥ 一つにはなれんだよ!」
のセリフが決まりすぎて、私は液体になれそうにないです。
なあ‥‥ そうだろ 松ッ!!