シグナル 長期未解決事件捜査班 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2018/05/10 16:48:55
シグナル 長期未解決事件捜査班 #04「刑事失踪の謎を追え!新たな事件発生!無線の悲劇」
フジテレビ 火曜9時~
▼大山の汚職
現在大山はどうしているのか気になった健人は、大山の行方を本格的に捜し始めます。
行方不明になったという話だけは知っていたものの、一体何があったのか…。
現在捜査一課の係長で元城西署の刑事だった岩田に聞いてみると、大山は暴力団から
金を受け取っていて、それが露見する前に姿を消し、懲戒免職になったとか。
大山と話し、その熱い性格を知っている健人は、すぐには信じられず、早速調査を開始。
金銭を渡していたという暴力団員に会ってみたところ、確かに金銭の授受があったと、
大山の署名がある領収書まで見せてきました。
その後その暴力団員は岩田に連絡、岩田は中本刑事部長と何故健人が大山について
調べているのか、密談をしていました。
どうも大山の汚職事件は、裏がありそうです。
健人もそう考えているようで、警察内部の何者かに濡れ衣を着せられたと思っているようです。
だとすると、中本、岩田がその詳しい事情を知っていそうですよね。
大山が行方不明になった原因、そして真実も知っているのではないでしょうか。
くさいくさい、くさすぎる!
▼高級住宅街連続窃盗事件
今回から、1回の無線の会話で過去が大きく変わってしまった、窃盗事件のストーリーが始まりました。
1998年に高級住宅街で厳重なセキュリティーを突破し、金品を盗む事件が連続して発生。
大山は工藤という窃盗の前科者を訪ねますが、その娘・和美は、今回の連続事件の犯人は、
一地域での連続した犯行、盗品を処分していないことなどから、素人の可能性が高いと指摘。
工藤も今回は自分ではないと言い張り、大山は微妙な気持ちになって別れました。
その実、彼らを信じたかったのだと思います。
ここで大山にとっては1年ぶり、健人にとっては1週間ぶりに、無線がつながります。
いつどのタイミングでつながるかは、自分ではコントロールできないんですね。
そもそもこのファンタジックな事象が起きている理由自体、さっぱりわかりませんけど。
大山は健人に、連続窃盗事件の犯人が誰かを訪ねますが、その事件は未解決になっており、
前回の事件で過去が変わり、死ぬはずではなかった人物が死んでしまったことにより、
慎重になっていた健人は、捜査資料に書いてあることをあまり教えませんでした。
それでもなかなか引き下がらない大山に、健人はつい、犯人は郵便物から家族構成などを
調べていたかもしれないというプロファイリングの結果を教えてしまいます。
その後しばらくして、何と連続窃盗事件の捜査資料の文字が全部消えてしまいます。
驚いた健人が調べてみると、事件は工藤が逮捕され服役し、解決済となっていたのです。
決め手の1つとなったのは、被害者宅の郵便受けについていた、工藤の指紋。
自分が大山に、これくらいならいいだろうと教えたことで、過去が変わってしまった…
健人は凍りつきますが、そんな時新たな事件が発生します。
▼女性誘拐事件
服役していた工藤が出所した後すぐに、矢部香織という30代の女性を誘拐したのです。
何故工藤が犯人とわかったかというと、現場にわざとらしく指紋が残されていたからです。
家の中には足跡も残されており、以前の慎重な工藤ならやりそうもないことばかりで、
まだ犯人からの連絡もないこともあり、単なる金銭目的の誘拐ではないのではないかと、
健人は中本や岩田に言うのですが、相手にされません。
事件の捜査で、健人は工藤が収監されていた刑務所の刑務官に、服役中の様子を尋ねたところ、
火を見ると発作を起こしたことがあり、娘が火事で焼け死んだのが原因ではないかと言うのです。
その夜、再び無線がつながり、健人は大山に何故工藤が犯人として捕まったのか、あれから何が
あったのかを尋ねようとするのですが、大山は自責の念から興奮状態で、なかなか答えてくれません。
何故娘は火事で焼け死に、工藤が窃盗事件の犯人として捕まることになったのか。
また誘拐された女性と過去の事件はどういう関わりがあるのか。
まだわからないことだらけですが、この誘拐された女性の年齢が、
工藤の娘と同年代というのがちょっと引っかかります。
火事の出火原因を作ったのが、工藤の娘の同級生であるこの女性だったということなのでしょうか。
それにしても、火事と工藤の逮捕との因果関係がわかりませんね。