距離
- カテゴリ：小説/詩
- 2018/05/23 12:23:55
今度はいつ来るの
カレンダー見て指折り数えて
またねというあなたの背を
ドアが過ぎるまでずっと見ていた
そんなときがあった
なぜ行くの
本当は分かっていたけど
仕事だからねというあなたの手を
ずっと握りしめていたかった
そんなときがあった
待って待って待って
追いかけて
でも届かなくて
一人になるのが怖くて
あなたの名を呼んだのに
こんな所に一人きり
あなたを想うことには変わりはないけど
けっして疑うことはないけど
なにかが邪魔をする
私達を引き裂こうとしている
あなたとの距離は遠く
想いを飛ばす術もなく
顔の見えない言葉ばかりが宙を舞って
そしてことりと足元に落ちる
そう 届かないままに
不安定な気持ちに押されるように
花を終えた木は栄え
行ってごらんよと誰かが言う
怖さを振り払って
でもできない
信じていたい
守っていたい
あなたもきっとそうに違いない
だから私はここにいる
だからあなたを迎えに行く
１００均での観葉植物枯れてしまつたのですか？
どうしてだろうね？「サボテン」何んかは長持ちしそうですが・・・
ま～１００均での販売が珍しいと思いますが・・・