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<最終回>コンフィデンスマンJP 感...

コンフィデンスマンJP 第10回(最終回)「コンフィデンスマン編」
フジテレビ 月曜夜9時~
▼新・新宿金虎幇
最終回の今回は、いつもと趣向を変え、以前ダー子たちの詐欺の被害にあった男性の息子が、
ダー子たちがアジトにしているホテルのスィートルームに復讐しにくるというお話でした。
当初鉢巻秀男と名乗っていた男が、いつものように詐欺から足を洗い、
運送会社で働いていたボクちゃんに近づき、ダー子とリチャードに騙され、
親から受け継いだ資産を全部騙し取られたと言ってきたため、正義感の強いボクちゃんは
鉢巻をダー子たちのアジトに案内して、抗議しようとしたのです。
しかし部屋にやってきた鉢巻の態度が豹変し、武装したいかつい男たちを招き入れ、
ダー子たちを縛り上げ、拳銃を見せ付けながら「誰が子犬だ」と聞いてきました。
鉢巻の本当の名は孫秀男と言い、以前「新宿金虎幇」という中国系マフィアのボスをしていた
孫秀波という中国人の息子であり、秀波から薬品の取引で15億を騙し取った
「子犬」というコードネームの詐欺師に復讐するため、探していると言うのです。
詐欺られて以降、組織は力を失い、秀波は失意のうちに死んだのですが、
何故か秀波は秀男に「子犬」を追うなと言っていたらしいです。
秀男は新しく「新・新宿金虎幇」という組織を立ち上げ、秀波の最盛期と同じくらいの規模に
盛り返すことに成功したため、秀波の言いつけを守らず、「子犬」を探すことにしたとか。
そこで目をつけたのが、優秀な詐欺師集団であるダー子たちで、五十嵐にはすでに接触済みでした。

▼名探偵 海老河原幸吉の冒険
もちろんダー子たちがそう簡単に口を割るはずがありません。
というか、視聴者にはダー子たちの中に本当に子犬がいるかどうかは
わからない状態なので、半信半疑で見ていくことになります。
秀男は1人ずつ別室に連れて行き、彼らの本名を言い当て、
家族や関係者の写真を見せて、誰が子犬か白状するよう迫ります。
最後に呼ばれたダー子は、秀波は本当は妻子を愛していて、組織に巻き込まないため
妻子を香港の小さな会社をやらせていたと言い、秀男を説得しようとします。
秀男は3人に、命だけは助けてやるから有り金全部を自分の口座に振り込むよう命じますが、
3人が振り込んだ途端、彼らを撃ち殺して逃走しました。
リチャードが振込みの際、携帯から警察に通報していたのです。
言い残すことがないかと言われたダー子が、直前に見ていた「名探偵 海老河原幸吉の冒険」
というDVDを最後まで見たかったと言ったため、秀男は自分が代わりに見てやると、
そのDVDを持って逃げたのですが、帰りのリムジンの中でそのDVDを見たところ、
犯人として指摘された登場人物の名前が、ダー子たちの本名と完全に一致。
しかも撃ったら血糊がつくだけの銃とか、警察は偽物だったとか、心当たりがあることばかりの
内容だったため、ホテルに引き返しますが、何と警察は本物で、
偽物と思って食ってかかった秀男たちは、全員逮捕されてしまいますw

▼二重の罠
さて、実はこの最終回、かなりの伏線が張られており、鈍い私でもいくつか気づきました。
まず冒頭、ボクちゃんがいつものように足を洗うと宣言した時、ダー子はこれで398回目だと
言っていましたが、初回では400回と言っていました。
それから、よく考えたらいつものバトラーがいませんでしたね。
まぁバトラーは必ず出てくるわけではないので、まったく気にはなりませんでしたが、
後で時系列が実は初回より前だということが分かった時、ああそうか!と思いました。
また、今回はまたボクちゃんのポカで始まったアクシデントのように描かれていましたが、
実は全部ダー子たちが秀男を警察に捕まえさせ、その上金まで奪うための計画だったのです。
視聴者に対し、二重に罠が張られていたのですね。
本名も生い立ちもまったくの嘘。
秀男が調べた彼らの親族や関係者も、全員子猫ちゃんだったのです。
秀男がいつ調べにくるかわからないのに、どうやって子猫ちゃんを配置したの?とか、
もし秀男の持っている拳銃と血糊拳銃がまったく違う機種だったら不可能だよね?とか、
もし秀男が帰りの車の中でDVDを見なかったら捕まえられなかったよね?など、
いろいろツッコミどころはありますが、久々になかなかいい騙しっぷりだったと思います。
ボクちゃんと五十嵐がこの時点ではまだ面識がないのは、最後のシーンで帳尻を合わせてましたねw
シビアなシーンが多くて小ネタは控えめだったけど、プロットが面白かったので大満足。
ただ1つだけ、映画化が決まっていたので、まず主人公たちが死ぬことはないなと
思えたところが、多少つまんなかったかなとw
もちろん時系列に気づいていれば、この時点でダー子たちが死ぬことはありえないとわかるのですが、
気づいたのがバトラーが着替えてアジトに入ったところだったからねw
そうそう、アジトのルームナンバーが違っていたのも、伏線の1つでしたね。
実にスリリングでトリッキーな最終回でした。
もう終わっちゃうなんて寂しいですね。

アバター
2018/06/15 16:10
なかなかによい最終回でしたよね。
映画告知がなくても主人公たちが死ぬわけないとは思いますし。
映画告知、せめて最終回後まで待てなかったのか…
アバター
2018/06/13 23:04
爽快~~
すっきり騙せて面白かったです~♪

(シグナルがあんな感じだったので・・余計に良かったわ~(*´∀`*)
あ、こちらは録画でさっき見ましたww



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