血と音楽
- カテゴリ:日記
- 2018/06/25 22:41:14
クローズアップ現代/過熱するDIYバイオ
自身の遺伝子まで改変してしまう。
お家実験室でバイオテクノロジを用いて。
SF小説
ブラッド・ミュージック/グレッグ・ベア著
を、思い出してしまいました。(ぞぞぞ…)
遺伝子改変して、自然に無い生物を作る…
細胞培養して…培養肉!
気軽に出来る、って、ことは、
背景にある知識、危険、の知識が足りなくても出来る。
逆に、知識があるならば、危険な生物を生産してしまえる。
人の遺伝子を改変してしまう、微生物とか、ウィルスとか、
ブラッド・ミュージックでは、
ヒトの白血球にロジック機能を組み込み、知性化してしまう。
それを、研究所から持ち出すために…自身の血液中に隠して。
人の身体の中で増え始める、人工生命。
白血球の機能を拡張して、生き物自体をその内に取り込み
ひとつの生命に混ぜあわせてしまう、世界の危機を招いてしまいます。
同じ様な危機が発生する。とは、たぶん言えないでしょうけれど、
技術をオープンにすることだけで無く、より深く広く、知識を蓄えて、
危険の発生を回避出来る様にすること、危険が発生した際に
迅速に対処出来る様な体制を築くことが必要でしょう。
これに似た動きは、これまでにもありましたね。
3Dプリンター、ドローン、ほかにもあるかな?
ドローンの法整備は意外な程早かったですね。
首相官邸屋上に着陸してた、ドローンに、
放射性物質らしきモノが搭載されていたこと。
大型のドローンが人の多い場所で墜落したこと。
無人機が日本国内の米軍基地に配備されたこと。
現実の新技術の展開スピードは、どんどん早くなって来ています。
完成された技術では無いままに、自動運転車が走り、
問題に直面しながら、技術と法整備とが同時進行です。
機械は人が作らなければ、増えたりしません。
生物は、自身で殖えることが出来る可能性があります。
人の意思の外で、
どうなって行くのか、よく注意してみていたいと思います。
私が昔書きかけたフザけたお話では
ミトコンドリアが人体から逃亡する事件が続出し
ヒトはミトコンドリア語講座を受講して「行かないで~(ノ_・。)」と引き留めなければならない
ってのがありましたw
日常、車やバイクを運転する身としましては、自動運転がすっごく怖いです。
人それぞれ、操作や感覚において細かな癖がある筈ですし、
自動運転がもたらす操作に違和感を覚えるひとの方が多いような気がするんですよね。
それに、自動運転にしていて咄嗟に危険を回避しなければならない場合、
運転者は絶対に行動が遅いと思うんです。そうなれば事故が大きくなるのでは・・・。