ボストン美術館の至宝展
- カテゴリ:日記
- 2018/06/27 22:52:39
残業が無くなり。早く家に帰れるようになったけど、給料が少なくなったので休み
にバイトを入れてしまい、しかもせっかく早く帰ってきても家事負担が増えて、
本末転倒なヤツフサです ('A`)
じゃあ休みないの?
と言うとそうではないです。
病院に行く日は丸1日お休みです。
丁度今日がお休みでした。
なので、今年10月8日で閉館する「名古屋ボストン美術館」に行ってきました。
美術の美の字もわからないのに生意気ですね (*´ω`*)
病院行くまでにポカっと開く短い時間ですが、どうしても見たかったのです。
それが今回の「ボストン美術館の至宝展~東西の名品、珠玉のコレクション」でし
た。 (´;ω;`)<みんなビンボーが悪いんや
http://boston2017-18.jp
ラストではなく、ラスト1つ前の展示でして、2月からやっていたもので、7月
1日に終了する、本家アメリカのボストン美術館の中でも「これだ!」と言うもの
ばかりを集めた、言わば統一性が一見無い様で、順番に見ていくとボストン美術館
の歴史がわかると言う内容の、多分赤字まみれで本気でやれる最後の名古屋ボスト
ン美術館の究極の根性展覧会だと思います。
7月1日に終了した後は、最後の展示会に向け改装開始をし、7月24日~10月
8日まで「ボストン美術館最終展ーハピネス~明日の幸せを求めて~」を最後に閉
館し、絵画を痛めないようにした金のかかる空調維持などがストップ。
次のテナントも決まってないので、赤字のまましばらく放置される事でしょう。
赤字まみれなので本家で一番人気の名品を持ってくるお金はないのですが、それで
も本気度が違う!
本当にヤツフサ並みのバカでもわかる至宝を見せて頂きました。
ヤツフサのお目当てはゴッホ位でしたけど、中に入ってビックリ!
よくこれ持ってこれたなって言うものが結構ある。
例えば1713年に日本で作成された英一蝶の「涅槃図」、明治初期に起こった
廃仏毀釈で、貴重な仏具や仏画が破壊されて行くのを防ぐために、国宝級とも言わ
れてた、この涅槃図を日本画を集めて保存していたフェノロサに売り渡した。
彼はアメリカ人で、ボストン美術館にかなりの貢献をした人でもあったことから、
そのままボストン美術館に所蔵されていたものだったけど、劣化が激しく25年前
に1度だけ本家ボストン美術館で公開されたものを、2017年に東京の美術館が
修復し、日本(東京)で展示、その後また保管され破損しないよう封印してたもの
を、名古屋に持ち込んだと言うかなり貴重なものも入ってた。
本家ボストン美術館ですら1回しか公開してないのに、東京の次に名古屋に持って
くるとか、どれだけ気合い入れてるのかわかる。(金は掛かってなさそうだけど)
赤字なのによくやったなと驚くばかりだ。
そしてヤツフサが見たかったゴッホの絵、有名な「ひまわり」とか「夜のカフェテ
ラス」とかじゃないんです。
ゴッホが一番お世話になっていたと言われている夫婦の肖像画、しかも2人を別々
に書いたもので、旦那さんの方は1888年に、奥さんの方は1889年に描かれ
た物が置いてある。
売れに売れたゴッホが、新しい芸術を探してゴーギャンと共同生活を始めた188
8年に書かれた旦那さんの絵と、そこで行き詰まり1888年10月に自分の耳を
切り落としたゴッホの「耳切り事件」後に描かれた奥さんの絵。
この2枚の絵のタッチから何から、なぜこんなに違うんだと言うくらい凄い違い。
どちらもゴッホが書いたとわかるタッチなんだけど、本当にどうしてこうなった!
http://boston2017-18.jp/point/point4-2.html
何で壁がお花模様になってるの?
そんな家に住んでないでしょ ヽ(゚ω゚=)<どこで書いたのよ
顔や服の陰影も薄くなり、旦那さんの方は歳をとってもカッコよく描かれている
気がするのに対し、なんというかヤツフサのボキャ貧では言いようがない、なんか
現実であって現実でない絵になってる気がする奥さんの絵。
※ヤツフサの個人的感想です
生命力って言うのかな、なんだろう、ああ、わかんない!
とにかく全然違うイメージになってるじゃん!
なんか変な薬でもキメてるのかって言いたくなる。
様な気がしなくもなくもないけどそうでもないかもしれなくもない。
これが日本と繋がってるのかと思うと、当時から日本の絵って破壊力あったのね!
そんなこんなでメチャなんだか良く解るようで解ってないヤツフサは置いといて、
つかヤツフサ美術って全然わからない素人だし、変なこと書きまくってるけど、
プロからすれば色んなことも言えるだろう事も、なんかすごく衝撃的過ぎて書けな
いので、最後に美術館にしかないガチャを回して帰ってきました。
カプセルの中身は、ヤツフサが生き生きしてると思ったおじいさんの絵「郵便配達
人 ジョゼフ・ルーラン」でした! ヒッャホー
あと勿論2千円でパンフレット買って、ゴッホのひまわりの柄の折り畳みルーペ
と、名古屋ボストン美術館オリジナルボールペンを購入して帰りました。
もっと時間があればなぁと思った。
朝飯も昼飯も食べないで見てたけど、時間が足りないよ!
でもまだ7月1日までに行きたいところがもう1つあったの忘れてたのよね。
そう、名古屋市美術館でやってる「モネ それからの100年」展だ!
http://www.chunichi.co.jp/event/monet/top.html
多分見れないだろうなぁ~
でも金曜日は19時30分まで入館できて、20時まで鑑賞できるから、金曜日に
狙って、会社早めに終わってから速攻で見に行くと言う手もあるよな・・・
5時に終われば地下鉄で30分もかからんし、見れるんじゃね?
ちなみに愛知県美術館は改装工事の為来年の4月まで閉鎖してます。
まぁ、芸術なんてヤツフサとはかけ離れた世界なので、よくわかんないんだけど、
でもやっぱり本物を見ると凄いって思う。
そして夢を追い、生みの苦しみで泣きながら進む。
名古屋ボストン美術館もそうして消えていくわけですね。
何か感慨深いものがありました。
BGM:だから、私は歌う (歌:ナチュラルハイ)
http://www.nicovideo.jp/watch/sm14390997
↑
アニメ「ギャラリーフェイク」2期エンディング
趣味の合う友達いていいな ('A`)
つか高校の時の友達とも、話が合わなくなってしまったわ。
最近ハタチで結婚した奴なんて孫の話とかするんですぜ?
キャンバスって、今でこそ売ってるんでしょうけど、昔は手作りが基本なんじゃないかな?
画材高いからどうしてもその辺は金浮かさないと無理なんじゃなかろうか?
特別注文で作ってもらうってのもありでしょうけどね。
見た目で綺麗なものって、昔の人がやりつくした感が大きいので、現代アートのひねくれ具合が目立ちすぎる気もします。 普通でいいんじゃないかと思うんですけどね (*´ω`*)
とりあえず、シュールレアリズムやキュピニズムまでは許す ヽ(゚ω゚=)<それ以降はしらん
先日はブリジストン美術館展に。
青木繁の海の幸が来るというのでこれは実物を見てみたかった。
思っていたより小さいものだったけど、あの時代、そんなでかいキャンバスを買える余裕のある画家などそういるわけが無い。
多分写真から受ける印象がそれだけ大きかったということなんだろう。
知識も感性もないので、誰が見ても明らかに美しいとはっきりわかる絵が好き。
まあ、それはそれで良いかなと(^_^;)
名古屋ボストン美術館は私設なので、無料じゃなくて割引なんですよね ('A`)
国や県や市が作ったものじゃなくて、名古屋商工会議所が運営してました。
名古屋市美術館も常設展のみ無料で、企画展は有料。 身障者割引のみです。
愛知県美術館も同じだったかな?
豊田美術館とか市外の美術館は結構無料があったりするのに、名古屋はなかなかそういう訳に行かないみたいです。 財政赤字だからだろうけど・・・
とにかく常設展示は見れても、海外の高価な美術品がタダで見れることはないですね。
現代アートとかだと結構無料が多いけど、それ以外は名古屋の場合「動物園」「植物園」「水族館」「レジャー施設」と言ったものしか無料になりません。 (´;ω;`)
なかなか見に行けないけど、身障手帳があれば、、並ばずにただで見れますよねー
時々、付き添いで、行ったりします
日曜美術館を見て、、紛らわしたりしてます、、