Nicotto Town


ユウの想いごと


小説『イワン・デニーソヴィチの一日』

ソルジェニーツィン 著
『イワン・デニーソヴィチの一日』を読みました。

「きょうはすばらしい一日だった」
このセリフが心に残りました。
人間は
どのような環境にも順応して
満足感を得られるものなのかしら。
それとも
『カラマーゾフの兄弟』の老審問官が言うように
人間は
自由よりも服従を望むのかしら。

ソビエト・スターリン政権下の
ある強制収容所の
ある囚人の
ある一日の
起床から就寝までを描いた話で。

収容所での過酷な生活のさまが
リアルに
淡々と
ときにユーモアを交えながら語られ
べらんめえ口調で
仲間を思いやりつつも
要領よく行動する
ベテランでプロフェッショナルな囚人の
主人公に好感を持ちました。

様々な階層出身の仲間とか
様々な役職の管理する側の人間とか
かけひきとか
ギブアンドテイクとか
搾取とか
そのような収容所内のさまは
まさに当時の共産圏社会のさまなのかしら。

不謹慎かもしれないけれど
建築現場での共同作業の場面で
私が学生のときに
仲間とやった文化祭の準備を思い出しました。
 

アバター
2018/07/28 18:10
この小説も存じ上げない。<(_ _)>ごめんなさい。
収容所の話は何か、社会システムを暗示させてるのかもしれないですね。
映画も収容所をテーマにしたもの意外に多いですね。
『パピヨン』『ミッドナイト・エクスプレス』『戦場のメークリスマス』『キック・オーバー』等々。
アバター
2018/07/28 18:05
ソルジェニーツィン~ノーベル賞作家なので名前は知ってたけど
作品は読んだことないかな(;^_^A

ユウさん、幅広く色々な作家の様々な作品をお読みで
本がほんとお好きなんだな~と感心致します(´ー`*)ウンウン!

もしや、図書館司書とか出版社勤務だったりするのかな~と勝手に想像したりw(*´ω`)



Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.