招待状
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/08/06 14:40:55
愛って何
何も残さないものなの
消えていくものなの
あなたのしぐさも
あなたの香りも
愛って何
壊れるものなの私も
手から零れ落ちて
粉々になるもの
あなたの微笑みさえ
夏の終わりの終わりに
1通の手紙が来た
分厚いそれは
結婚式の招待状
あの子と彼が永遠を刻むもの
気が付かなかった
私は彼の何でもない
ただの友人同士
彼女は私の親友
分かってたはずだった
彼女の魅力に惹かれた彼
誰もが惹かれるわけじゃないけど
素直さ 優しさ 細やかさ
身に着けていたことに
あなたは気づいていた
私はどうだろうか
自分ではわからない
はかりで測るものじゃない
いつもの仕草で見つけられるもの
心がこもっていただろうか
もう少し待って
心が落ち着くまで
まだ 出席 は書けない
まぶしい姿の花嫁
私がそうなりたかった
笑顔のマスクを付けて
おめでとうを言いに行くわね
それだけが私のプレゼント
たとえ小さくとも
たとえ軽すぎても
そうですね。身近な友達の恋は悲しい。相手が友達だったとしても。
華やかに飾ってあげなければならない。それだけしかできない。
そこが精いっぱいの贈り物ですね。
いつの時代も仲の良い友達(親友)が、私の好きな人と恋をする・・
しかし良く有る話しなんですが・・
うん~意識的にちかずいたりして・・恋の行方は・・・
成るようにしかならないですよね?