【お話】神社の祭りで
- カテゴリ:コーデ広場
- 2018/08/09 11:01:11
祭りのひとときに、幻を見た。一面の雪景色。これは過去? それとも未来?
もらったステキコーデ♪:3
夏の神社の、宵の祭。
にぎやかなお囃子を聞きながら歩いていると、人気がなくなった。
ふと、周囲を見回すと、
雪が。
音もなく。しんしんと降る。降り積もる。
鳥居に。木々の枝に。大地に。
空には輝く星が、凍てつく光をはなち、
静寂は、何かを歌っていた。
どこに迷い込んだのだろう。
これは、過去か。未来か。
そう思って、振り返ると、
祭りの喧騒が戻ってきた。
熱気が押し寄せてくる。
にぎやかなお囃子と、太鼓をたたく音。人のざわめき。
無事に戻れたのか。
ほっとして、いまのはただの夢、気の迷いと、そう思いたくなった。
でも。
手にしていた水筒には、霜がついていた。霜はすぐに、溶けて水になってしまったけれど。それまでのあいだ、わたしの手を、ひりっと刺して、ささやいた。夢ではない。あれは、夢ではなかったのだと。
***
異界に迷い込み系のお話。
田舎のほうの夏祭りって、ちょっとはずれたところが真っ暗で。何か人外が紛れ込んでいても、おかしくないような雰囲気があったりする。
いらっしゃいませ~。ちょっとでも涼しくなったら良いな♪
汗で服もシーツもぼとぼと状態(^^; 綿サッカー生地の服が意外と涼しいことにあらためて気が付いた(^^;
田舎の観光ではない小さなお祭り、
神社の雰囲気って異界に迷い込みそう
こうも暑いと異界でいいからヒヤッとしたくなりますね(´艸`*)
暑かったので。ひんやりしたものを求めたらこうなったw
電灯のない暗さって、本気で何かいる感じです(^^;
宵の祭には不思議な事が起こるのですね。