ｄｅｌｅ 感想文
- カテゴリ：テレビ
- 2018/08/18 16:44:38
ｄｅｌｅ ＃４
テレビ朝日 金曜夜１１時１５分～
▼サイコメトラーの死
今回は、昔超能力少年として世間に騒がれた日暮という男性が、ｄｅｌｅ．ＬＩＦＥに削除を
依頼したファイルから、ある殺人事件が暴かれるというサスペンス風味のお話でした。
超能力に強い興味を持ち、子供の頃日暮に心酔していた圭司は、
日暮が死んだ時に珍しく迷わずそのファイルを開きます。
ファイルの中身は子供が描いたような色鉛筆画の画像が数点。
また日暮の死亡確認時にくすねてきた、死ぬ間際まで描いていたと思われる、色鉛筆による風景画が１点。
日暮は死ぬ前にｄｅｌｅ．ＬＩＦＥにファイルを削除していいものかどうか迷っているような
メールを送っており、圭司と祐太郎は残された画像に隠された秘密を解き明かそうと行動を開始。
日暮が子供の頃、霊視に失敗して表舞台から消えるきっかけとなった時の
依頼主の女性・美香の居場所を突き止め、会いに行きます。
依頼主の女性・美香の居場所を突き止め、会いに行きます。
▼２５年前の殺人
美香の依頼は行方不明になった母親の捜索でした。
彼女が言うには、日暮が霊視した時にはすでに母親は死んでいたため、
母に捨てられた経験のある日暮は美香に同情して、偽物の絵を描いたのではないかと言うのです。
祐太郎がファイルの絵を美香に見せると、１点だけ見覚えのある画像があり、
その画像を元に探索していくと、森の中にあるものとともに白骨死体が埋まっていました。
２５年ぶりに行方不明事件が解決し、日暮の名誉は回復したのですが、
そのあるものとは美香の父の名刺入れだったのです。
つまり美香の母を殺し森に埋めたのは、美香の父だったのです。
２５年前の事件…ということは、凶悪事件の時効が廃止される前に
時効を迎えていることになりますので、圭司たちが警察に通報しても犯人は逮捕できないと思いますが、
どちらにせよ圭司たちは美香の父に名刺入れを返しただけで、通報はしませんでした。
▼非情な母
その後、圭司はどうやって調べたのか、日暮が死ぬ直前に描いていた絵の場所を突き止めました。
そこは日暮を捨てた母親が住んでいる場所でした。
日暮の母親は酷い女で、日暮に超能力が宿っていることに恐怖を感じ、
日暮の父と離婚、まだ子供だった日暮を捨て、新しい家庭を築きました。
そして日暮が死んだ時も遺体を引き取りに行かず、父方の叔母に任せたのです。
そんな母親でも、日暮は恋しいと感じていたのでしょう。
恐らくどこに転居しようと、日暮は母親がどこにいるか、霊視できてしまったのでしょうね。
憎んでも不思議ではない母親を恋しがっていた彼を、嫌う理由がどこにあったのでしょう。
この母親には本当に腹が立ちますね。
▼祐太郎の超能力？
遺体を探している最中、圭司と祐太郎は食堂に立ち寄り食事をするのですが、
その時祐太郎が試しにスプーンを曲げようとしたら、本当に曲がって切れてしまい、
コップの水が振動してました。
祐太郎に超能力が！？と思ったのですが、恐らくあれは一時的なものではないでしょうかね。
その後森に入った時、祐太郎は日暮に導かれるかのように、遺体の場所を発見しました。
恐らくこの時祐太郎は、日暮の霊とかなり同調していたのだと思います。
なのでスプーン曲げも日暮の能力が影響したものと思われます。
なぜ日暮が好きだった圭司ではなく、祐太郎だったんでしょうねｗ
祐太郎の、誰にでも好かれる能力が日暮にも発動したということでしょうか。
▼キャスティング
日暮を演じていたのは見たことない人だなと思ったら、なんとラッドウィンプスのボーカルですよ。
ほとんどしゃべらない役だったので、演技力の程はわかりませんでしたけどｗ
そして美香役に松本若菜。
この人、いろいろドラマや映画に出てますけど、あまり知名度はないですよね。
でも顔は本当にきれいな女性です。
仮面ライダー電王で、佐藤健演じる主人公のお姉さん役を演じていたのが印象的でした。
あまりブレイクできないまま、もう３０半ばを迎えてしまってるんですねぇ…。
今後の活躍を期待しております。
