映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』
- カテゴリ:映画
- 2018/09/01 16:55:36
映画館へ
『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を観に行きました。
あらすじにざっと目をとおして
映画『リンダ リンダ リンダ』のような内容を
想像したのだけれど
よりシリアスで
よりビターな青春劇でした。
内気で吃音症の女子高生が
音楽好きで音痴の同級生とバンドを組み
文化祭のステージに向けて
練習を重ねていくという話で。
それぞれコンプレックスを抱えた少女が
それぞれ苦悩する姿
それぞれ自分に向き合う姿を
実直に描いていて
過剰な演出はなく
BGMも最小限で
みていて心がざわざわしました。
そのようなざわつきを
素朴な港町の風景と
光の明暗を強調した瑞々しい映像が
少し和らげてくれて。
主演は
きれいな顔の女優さんだったけれど
ラストの
なりふりかまわない熱演に
胸がしめつけられました。
学校での情操教育とかにも使えそうな
まじめな映画だったけれど
エンドロールで
撮影地が
静岡県沼津市というのを目にしたときに
ふまじめな私の頭には
いつか行ってみたい深海水族館と
いつか食べてみたい深海魚丼が
浮かんだのでした。
学生生活が明るく楽しいというのはある種のファンタジーかもしれないですね~。
現実は辛い事が多いですものね。(分った様な口をきいてしまう私)
この映画のこと全く知りませんでした。
とても興味をひく内容なので、ぜひ観たいと思います。
まっすぐな青春映画って、大人になった今だからこそ
胸にキュンキュンくるんですよね~
自分に向き合うのは、いつになっても大事ですね。