何のために生きているのか?その答えは?
- カテゴリ:日記
- 2018/09/10 00:21:50
あー何のために生きているのか?
深い理由を探さなくてもいいかもしれない。
そもそも「何のために生きているのか?」なんて考える事で、無気力になるかもしれない。
分かんない。
それが答えならそれでもいいと思う。
昔読んだ小説に
「その答えを探すために」という答えを書いている小説があった。20代の自分はそれだけ読んですごく納得したのを覚えている。
だが、納得しただけで。
自分の無気力さは消える事は無かった。
ボクは大阪の街を彷徨い歩く亡霊のように無気力に無関係に無感動に身を委ねて生きていた時期がたしかにあった。
今でいう引きこもり。
学生という身分を利用した引きこもり。
かつ、登校拒否。
3か月・・・。
引きこもりが4ヶ月を迎える頃。
弟が来た。
弟が受験を受けに来たのだ。
あーただそれだけだった。
その出来事から「誰か」に期待されていると、励ましてもらった事から・・・。ボクの引きこもりは治った。
まあ、20代はその後もだいぶ人生を彷徨う事になるのだが。それは今はいい。
何のために生きているのか?
結局のところ。
「誰か」では無いだろうか。
例え。
そう、例えだ。
今、1人暮らしで・・・あったとしても。
「誰か」があなたを待っている。
どこかで「誰か」があなたを必要としている。
あなたの残した意思を受け取ろうと「誰か」が待っている。
ある売れなかった音楽家の話をしよう。
音楽家を目指してギターを弾いている男がいた。
その男は特別上手いわけでも無く、下手でも無かった。ただ売れていなかったというだけで。
歌も自作して歌っていた。
父親が倒れた時に、「店の事はいい。お前はお前がやりたい事をやれ」
それを最後に男は家を出た。父親は5年後に死んでしまった。家の魚屋も無くなってしまった。
だが、男は夢を追い続けて。
音楽家として活動を続けた。
妹が働いている児童養護施設に行ったのをきっかけに男は児童養護施設を点々とし、音楽家として歌を歌い、ギターを弾き、音楽を提供した。
その日もいつものように
歌を歌って、ギターを弾いて拍手を受けて帰ろうとしていた。だが、火事は起きてしまった。
男は火事では真っ先に避難し、職員や、子どもたちと安否確認をして、燃え行く施設を眺めた。
その時、女の子の1人が・・・「妹がいない」と叫ぶ
男はどういうわけか、他人の妹を助けに行った。
場所を聞いて助けに入ると、たしかにいた。
途中までは一緒に逃げた。だが、倒れて来た柱の下敷きとなって男は動けなくなり、炎と煙に巻き込まれ、窒息し、焼け死んだ。なみや雑貨店の奇跡より(記憶による抜粋)
不遇の死だ。ただこの話には続きがある。助けた少女の姉が歌姫としてデビューしたのだ。
なみや雑貨店ではその事実だけが淡々と描かれている。それを読んでボクは思った。
あなたを待っている「誰か」はいると。
たとえあなたが「どんな死」を迎えようと。
あなたを待っている「誰か」はいる。
あなたの意思を受け継ぐ「誰か」はいるのだ。
だから・・・あなたを必要としている「誰か」のためにもう少し生きてみませんか。
きっと必要としている「誰か」は、あなたの想像のはるか上、すごい出会いの中であなたの意思を受け継いでくれています。
あなたを必要としている「誰か」は、あなたには見えませんが、います。
それだけでも、生きる意味はあると思うのです。
「どんな死」を迎えても
「どんな人生」を送っても
あなたを必要としている「誰か」は存在します。
あい
誰かに必要とされなくても、誰かの役に立てなくても、ただ生きて行く。
自分自身が愛の起点に戻って。
そうありたいですね
私は死にたいと思ったことは一度もありません。
少々複雑な家庭で育ち、、その時に「母の為にも、死ねない・死なない」と
心に刻んで生きてきた気がします。
私なりに、、苦難の多い人生です。
メンタルも何度か病んでいます。
今は 先も見えない日々です。
それでも、亡き母を思うとき、、母の子として生まれてきた意味を考えます。
生かされている、、生きていこう、、と思います。
誰かに必要とされなくても、
誰かの役に立てなくても、
ただ、生きていく。。
生きていく強さを持ちたいと 思っています。
私事で失礼しました。。