昨日は、手ぬぐい一本、車に積んで群馬の温泉に行くつもりが、関越の入り口で渋滞20kmの表示。あきらめて方向転換、埼玉方面に向かう。ところが、大宮を抜けるまで3時間もかかってしまった。今度は、自転車ででかけることにしよう。

渋滞を抜けると1時過ぎ。お昼をとろうと思うけど、なかなか、お店を決められない。ファミリー向けの店は入りにくいし、ここまで来て、松屋やすき屋というわけにもいかない。ラーメン屋が多いけど、心理的に抵抗がある。

中学の生徒手帳には、生徒だけでラーメン屋とお好み屋に入ってはいけないという規則があった。香川県庁の県民をうどん屋に誘導しようとする深謀遠慮であったに違いない。おそらく、今の生徒手帳には、マック、スタバ、ミスドなど禁止規定が著しく増加していることだろう。

道沿いに山田うどんがあり入ろうと思ったが、餃子ののぼり立ち、看板を見るとうどん・ラーメンと書いてある。香川の中学生だと、入っていいのかダメなのか迷うところだ。

今年の2月の埼玉県議会の代表質問で、埼玉県民が月に、もう2回うどんを食べると消費量で香川を抜いて、日本一のうどん県になれると提案が出された。ちなみに、埼玉県のうどんの年間生産量は2万4,403トンと、1位の香川県の4万7,080トンの半分である。埼玉県人口730万人、香川県民100万人、総消費量で追い抜いたとしても、香川県民の一人当たり消費量は埼玉の15倍である。何を血迷ったか埼玉県。

お昼ごはんは、羽生の道の駅でラーメンを食べた。メニューは、ラーメンとチャーハンとカレーしかなかった。埼玉県は、うどんをメニューに追加するとか地道な努力をすべきだ。

帰りも渋滞で疲れたので、今日は、ジョギングをしてゴロゴロ、いつも通りの休みを過ごしていたが、実家の母が送ってきた煮干しの始末をしようと思った。娘に送るのならばわかるが、息子に煮干しを送り付けて、どういう男に育てたいのか全くの謎である。

いりこで出汁をとり、大根、人参、油揚げ、キノコとネギを入れて、薄口醤油と少しのみりんで味を整え、しっぽくうどんに。

小麦粉を踏み踏み、うどんを打って、半分だけゆでた。しかし、6玉分くらい出来上がってしまった。茹でてしまうと、時間がたつほど、うどんは美味しくなくなっていく。香川では、茹でて時間がたったうどんを死んだうどんと言って、残り物が多くなる13時過ぎにはうどん屋に近づかない。

仕方がないので、6玉を全部食べた。埼玉県がうどん消費量で香川を上回るのは、遠い将来に違いない。