Nicotto Town


まいご活動中!


エンバーミング


まだ、二コタへの気持ちは入りきらずに、どうしても父のことを考えてしまう。
私は、自宅で家族に囲まれて旅立った祖祖母以来、病院での最後には
祖父母も、母も、義父母も間に合わなかった。
病院に泊まり込みの決意をして、父の最後を看取れたのは本当に
よかったと思う。
と同時に、妹たちにすまない気持ちでいっぱいだ。
何しろ、私なんかより、妹たちの方がずっと父の世話をしてきたから、
本当はいもうとたちにも見届けさせてやりたかった。
けど、サラリーマン家庭の私と違って、銭湯を経営してるきょうだいたちは
中々自由にならない。
22:47に父が旅立ってから、すぐに電話して、ウチの子供たちと上の妹は
駆けつけたが、あと1時間なので、弟と下の妹は24時の閉店まで営業し、
父の帰りを待つ形となった。
下の妹に葬儀社への電話を頼んで、父の支度の間1時間半ほど待つ。
お迎えが来て、父と妹がその車に乗り、私たち3人は後を追う。
今は、全く普通の車なんですね。
公道を走っていても、全くわかりません。
今は会館でお別れの式をするケースが多いでしょうが、ウチはいつも自宅です。
今まで寝ていた布団を敷いて、クーラーとドライアイスで冷やします。
けれど、台風が来ていたため、土日の葬儀は無理だと言われ、
月曜。火曜の通夜、告別式になったため、エンバーミングを勧められました。
普通は湯かんですが、今回は日にちが先になるし、まだ夏場なので
お願いしました。
実は、父は【男前】で通っておりまして、自慢の父でした。
脳梗塞で倒れて、まひが残ってしまったので、口がしまりづらくなっており、
呼吸が苦しかったこともあって、最後も口が開いたままになっていました。
私たちは、それが気になり、お迎えが到着するまでの1時間半、
実は順番に顎を支えて口を閉じていました。
いもうとも
「イケメンの儘、行ってほしい」
と言っていましたし、私もそう思いました。
顎を押さえる装具(?)もあるのですが、それだと頬にしわが寄ってしまいます。
それでは不自然なので、顎を支えて少しでも口が閉じるようにと思ったのでした。
エンバーミングは、生前の素顔に近づける、というので遺影だけでなく
生前の顔に修復するためにも写真が必要だったようで色々さがしましたが
結局いいものがありませんでした。
2晩息子と娘が交替で添い寝しました。
だんだん、笑ってるような表情になり、それはそれでよかったのですが、
葬儀にいらっしゃる皆さんのイメージはそれではないだろうということで
少し若いですが、私の結婚式の時の写真を使いました。
綺麗な顔になって戻ってきて、葬儀でも
「男前やわ~」
「きれいな顔やわ」
と言ってもらえました。

葬儀のやり方も、色々変わってきてるようですね。

司会の方に父の話をすると、父の紹介もうまくまとめてくださいました。
歌が好きで石原裕次郎が好きだったというと、通夜や葬儀が始まる前にずっと裕次郎を流してくださいました。

花は知り合いの花屋さんに頼んだので、葬儀なりがちな地味な菊の花ではなく、
華やかなユリやダリアやトルコ桔梗ポンポン菊などでとても素敵でした。
父はお花も好きでしたので、そういうふうにしてくださいとお願いしたのです。

葬儀社の担当の方もすごくよくやってくださいました。
事務的ではなく、こちらの気持ちに寄り添い、誠心誠意で務めてくださいました。

家族葬に近い形でこじんまりと、と思っていましたが、お店を何日も休みましたので、懇意にしてるお客さんはたくさん参列して下さいました。
いい葬儀になったと思います。

自分の時はどうしようかな。
いろんな希望要望を子供たちに伝えておかなければなりません。
そういうことも色々と考えてしまいます。


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2018/10/09 13:48
お気楽さん

そうなんですか?
おくりびと
ですか?
私は、とてもできそうにないです。
私はモノを売るのが好きだし、天職かなぁと思っています。
創作の方は、斎野が無かったので(^^;
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2018/10/09 13:26
その職業に就こうと面接を受けようと思ったら
当時の旦那に強く反対されました。。。
どうせ離婚するならあの時もっと自分の意思を貫けばよかった。。。

今なお興味ある職種です。
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2018/10/07 23:34
和泉屋さん

普通は費用が高いのでやらないと思います。
死化粧ではなく、防腐処理がメインです。あと、修復。
なので、古代エジプトのミイラづくりに近い気がしました。

冬場だったらそのまま、行くのもありだと思いますが、今は施設だと冷蔵庫でお預かりに
なったりするようです。
色んな選択肢がありますね。
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2018/10/07 23:14
「エンバーミング」という言葉は知りませんでしたが、映画の「おくりびと」の様な死化粧のことでしょうか。
仏様になる最後まで、生前の姿を保ちたい気持ちはよく分かりますし、亡くなった人への精一杯の心づくしだと思います。

我が家の場合は、市営の葬儀場を利用したかったので、一週間ほど実家で「お休み」してもらいました。
葬儀業者の方に頻繁にドライアイスを交換してもらいながら、家族で本当の最後を過ごしました。

だから、まいごさんのお話は実感としてよく分かります・・・
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2018/10/07 17:53
アミさん

普通は【湯かん】だと思います。
エンバーミングは湯かんの10倍以上しますし、特殊なケースだと思います。

私だけが、家を出てるので二人の妹と弟には世話をかけたと思っています。
よく最後まで見てくれたと感謝して、葬儀の日には頭を下げてきました。
タイヘンだったと思います。
店の切り盛りをしながらでしたし、気が抜けないので、外出もままならず、
買い物すらろくすっぽ行けないので、私が買い物して、もって行っていたのです。
今も、代替わりで色んな手続きで忙しくしてると思います。
そんなことも全部、妹たちが引き受けてくれるから、私は呑気に暮らせていたんですから。
それでも、少しでも役に立てればいいなと、毎週通ってたのです。
返って、妹たちの負担になるかなぁ(洗濯や食事など)とも思いながら、
忙しい日曜日に父のそばにいることで、きょうだいが仕事に集中できるかなと思い、
その2回3回でもトイレの世話などをすることで負担も減るかなと思い、
何より、愚痴を聞くことで、少しは気が晴れるかなとおもって通っていました。
それぞれの生活があり、事情もあることですから、キモチがあっても行けないこともありますよ。
遠くに離れて住んでいれば、時間もお金もかかりますし、それだけ体の負担もありますし。
自宅の葬儀も、タイヘンなので会館も考えましたが、自宅に帰りたがっていたし、
祖父母や母も自宅でやったのに、ひとり、父だけ会館で、というのも可愛そうな気がしてね。
会館の方が安くも上がるし、楽ですよ。
でも、やっぱり、無理しても自宅で、と思いました。
祭壇が整って、仮通夜の夜は子供たちと3人に上の妹も父のそばで寝ました。(ほとんど寝てないけど)
どういう形が一番いいか?
自分はどうしてほしいか?
家族に伝えておく方が、色んな決め事も個人の意思と言うことで楽に決まりますし。

私自身は、できるだけのことはしてあげられたかなぁ、と思っています。
勿論もっと、一緒にいたかったですが、今の状態では何の楽しみもなく、
苦しいばかりで、かわいそうでした。
母の元へ行かせてやる方がいいのかなと思いました。
最後の最後をみんなで看取ってやれなかったことだけが心残りなだけです。
でも、これは、判断が蒸すかしく、容態が変わってからがあまりにも早かったので
どっちにしても間に合わなかったと思います。
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2018/10/07 17:37
みーこさん

そうです。生あるものは、必ず死を迎えます。
それは避けて通れません。
私は、2度ほど、下手したら、死んでたかも!な目に遭ってるので
死は身近なものと言うか、死については日ごろから考えています。

父は苦しまずに逝ったので、表情自体は笑っているようでそれはそれでよかったのですが、
叔母様のように苦しまれたケースや、悲惨なケースで修復が必要なことから
広まって行ったのだと思います。
険しい顔をしていたら、残された家族は辛いですからね。
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2018/10/07 09:44
わ~~私は初耳でした。
色々考えてしまうのは当然ですが、まいごさんとまいごさんの息子さん娘さん
頑張っていらっしゃったと思います。
実家とはいえ今は少し離れたところに住んでいらして
凄く頑張ってましたよ(#^.^#)
ご自分の体調が悪くても・・ 私も一人遠くに居るので全くダメな娘だったの。
お父様の頑張りも皆さん知っておられるのでご自宅の葬儀となれば
大勢いらして素晴らしいことだったと思います。

どんなに頑張ってももっとこうすればよかったとか思われると思いますが
まだまだ日が浅いですから一杯考えられるものなら考えて差し上げればいいと思います。
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2018/10/07 00:53
よく考えれば、必ず私たちって死ぬんですよね。避けて通れない。
自分のときはどうしたいかとか全くないなあ。
もうね。近親者がいいようにやってくれればいいかな...なんてね。

私の叔母も美人で、学生時代はマドンナと呼ばれていました。
癌で壮絶な痛みの果てに亡くなったので、かなり表情が強張っていたようですが
エンバーミングで美しくなりました。来てくださった僧侶が
「美人だー、美人だー。こんな綺麗な仏さん今まで見たことがない」
と何度も眺めては呟いていました。
エンバーミングって大事ですね。
綺麗な姿で送ってあげられれば本人も本望でしょう...



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