題：「西暦２１１８年」
- カテゴリ：自作小説
- 2018/10/09 20:45:36
ねえ、爺ちゃん。 庭で穴掘って遊んでたらこんなのが出てきたけど、これなーに？
「ん？ 土を良く洗って見せてごらん。」
ほら、真ん中に穴が開いている。何に使うものだろう？
「うーむ、どこかで見たような。 丸いなあ。直径３５ｃｍくらいって所かな。さて、どこで見たんだったかな・・・」
これ、家に飾るんじゃない？ 壁にかけたり
「そーだなあ。 どっちが上かな？ 真ん中に小さい穴も沢山開いているから時計の一部だろうか？」
たぶんそうだよ。もう針やら部品が取れて無くなっているんだよ
「しかし 時計にしては回りのリングがしっかりしている。」
ガラスもはずれちゃってるんじゃない？
「真ん中になにかローマ文字が刻んである。もう錆びてみえにくくなってるけど・・・ Ｍ ・Ｏ・ Ｍ・ Ｏ 」
何の記号かなあ？
「そーだ、確か子供の頃博物館に行った時、大昔の自走車と云う乗り物にこんなのがついていたような。 そーだこれはそれに付いていたステアリンホイールと云うものだ。
２１１８年の現代では、ＴＰＲＭ（トランスポレーションマシーン）は、呼び出せばいつでもどこでも来てくれて指示すれば、自動で何処へでも安全に連れて行ってくれる乗り物だが、わしの爺ちゃんの時代には自分で操縦する自走車と呼ばれ・・・おっと間違えた自動車とか言ったかな。そんな乗り物に乗っていたんだよ。」
へー、自分で操縦するの？ どうやって？ 操縦プログラムシステムとかは無かったの？
「そこで、これが必要だったんだよ。ステアリング」
あー、あった。ニューウィキで検索したら出てきた。 別名ハンドルだって！ おもしろいね。 これでお猿さんみたいに操ってたの？
「ははは。そうだな。これだけでは動かせないよ。色んな足のペダルや操縦ボタンが付いていたらしい。」
そんなのを人間が操って危なくないの？
「確かに、１００年以上前は事故で亡くなった人も多数いたらしい。」
えー！ 事故で死ぬの？ なぜ、磁気シールドシステムは働かなかったの？
「その当時はまだ磁力のしっかりした解明がなされていなかったんだよ。今はＴＰＲＭがもし壊れて衝突しそうになったら瞬時にその衝撃レベルを計算して、ボデｨーの外側に同じ極性同士の磁界を発生させ衝撃を吸収するけど、そのシステムが開発されたのは今から５０年くらい前だから１００年前には無かったんだな。」
「しかも、その時代は地面を丸いゴムで移動していたので不安定だったんだ。 そう学校で使う消しゴムのゴムと一緒かな。 少し違うかな。 ははは。」
消しゴムで動いてたの？ 削れない？
「そう。削れるから定期的に交換も必要だっただろう。 今は、ＥＭＩＳ（電磁誘導システム）で地面との接触点はないけど、当時はタイヤと云われるゴムで進む方向も決めていたんだよ。 その方向を決める道具がこのステアリングホイール（ハンドル）なんだな。」
へー、爺ちゃん何でも知ってるね。
「ふふっ。 実は、じいちゃんもお前くらいの子供の頃に聞いた話だけどな。」
「ついでに、爺ちゃんの子供の頃はまだドローンタイプと云う、空気の力（ホバーリング）を利用した乗り物があったんだが、あれは風圧を利用しているので強風などに弱く高度制限はあったが、制御システムも脆弱で結構事故があり今では見なくなったな。」
ああ、それなら公園に展示してあるから知ってるよ。電気モーターで動いてたんだよね。
「ああ、そうだ。 １００年前の自動車は電気じゃないぞー。 石油から作ったガソリンという液体を動力源にしていたんだ。」
ガソリン？ 液体でどうやって？
「燃やすんだよ。 正確に言うと爆発させて丸いゴムのついたタイヤの軸を回して動くシステムだ。」
爆発するの？ 危なくないの？ じゃあ中に乗ってる人は皆真っ黒だね。（笑）
「いや、いや、人間の乗る所とは別の部屋で爆発する動力ユニットがあるから大丈夫。 詳しくは専門のサイトで調べてみると良いな。」
ふーん。良く分からないけど、その移動システム 自動車ってのは、１機につき操縦者が必ず１人いるの？
「そのとうり。だから当時は難しい自動車操縦試験に合格した人しか操作してはいけなかったんだよ。 今のスペースパイロットみたいにね。」
「しかし、お前のひい爺ちゃんの話によると、もっと大昔は人間の移動手段は馬だったと。 馬は生き物だけに大きいのもいれば小さいのも、力の強いのもいれば早く走れるものもいる。
勿論、生き物だから性格があって気性の荒いものも大人しいのもまちまちと。 でも、その馬と一体になって乗りこなせるようになり広大な草原や野山を駆け巡ると何もかも忘れ爽快な気分だったと古代の文章にあったらしい。
それと同じように、自動車も難しい操作を覚え果てしなく続く道路を車と一体になって走ると、すごく気分が良かったと話してくれてたな。
しかも、今はＴＰＲＭでの競争競技は世界的に禁止されているけど、当時はレースといってその自動車で誰が一番早く走れるかの選手権もやっていたんだよ。 これは、人類にとって危険なのでニューウィキやネットから検索ブロックがかかっているから、内緒の話だけどな。」
へー、今やオリンピックすら各国で争うなんて野蛮な行為はしていないのに、自動車で競い合うの？ 何のために？
「西暦１０００年代後半に、産業革命と云う新たなエネルギーが使えるようになった人類は、蒸気や先のガソリンと云うエネルギー源を利用して動く物、そう自動車を開発して、それを持ってない人に普及させるため宣伝としてレースと云うものが開催されたらしい。 勿論、技術の競い合いとの意味も含めて
それまでは、馬や馬車しか無かったのに、金属で動いてしかも馬より遥かにスピードが出る乗り物は人類にとっては大きな魅力だったんだな。」
ふーん。
「そして爺ちゃんの爺ちゃんは、大昔 サーキットやラリーでレースに兄弟で出場していたと言っていた。サーキットはそりゃあもう世界が違うと！ 一歩間違えれば死ぬかもしれないスピードで曲がったりその技術もかなり高度なのもを要求されるが、とても楽しかったと言っていた。」
なるほどー、難しいから楽しいのか～。 算数は難しいけど楽しくないけどなあ・・・
「はっはっはっ。１００年以上前の世界に戻らないと分からないかもしれないな。」
時は、西暦２００８年 夏
兄ちゃん！ ８６（レビン）に付けてたレース用のステアリング（ハンドル）だけど、今時の車は純正エアバック外すと事故の時に保険の適用が出来なかったり面倒だよ。 これどうする？
兄：「 庭に埋めとけ！ 」
キャスト
脚本 ： りょうちんＯ
こども： ありおりはべり
爺さん： ねこっと
弟 ： 沖縄うるま
兄 ： 旧✡マ━力━り✡
メイク： ピンクの亀
美術 ： すいすいマリン
撮影 ： hana
主題歌「 マッハＧＯ！ＧＯ！Ｇｏ！」
監督 ： taka546
参考 ： https://www.youtube.com/watch?v=Rqhjyws5QpI
中生（コシヒカリ）は登熟期に雨が多く（日照時間が少ない）、
小粒米が多かったです。
で、指数は８０前半位でした。(・・;)
今日は土曜日、ピッタリ定時であがれました♪
いつもこうならいいんですけれどね(^^;)
雨女ミキ、またも帰り、降られました・・・
しかも、かなり強い雨でした。
帰って来て予報見たら、もうすぐあがるみたいです。
やっぱり、私がお外歩く時だけ降るのね・・・(T_T)
（↓）あ、たしかに・・・
酒屋さんの御用聞き、そういえば聞かないです。
私が小学生の頃まではまだ、あったかな・・・
母がみりんやお醤油頼んでた記憶、あります。
いつからなくなっちゃったのかしら？
公衆電話や駅の伝言板もなくなっちゃいましたね、いつの間にか。
テレホンカードもいつの間にか。
携帯電話の普及と反比例してですね。
さて。
駅に行くまでの途中のお家。
昨日咲いていた紫のアサガオ、今年最後の1輪だったみたいです。
今朝は咲いていなかったので・・・
これで、名実ともに夏が終わったかしら、って思えます。
（思い返せば、真夏はあまりの暑さにアサガオもほとんど咲いていなかったように思います。）
夏は苦手、でも、最後の1輪って思うとなんだか寂しいです。
・・・なんていいながら、別のお家ではまだハイビスカスが咲いてたりしますけれど（笑）
お休みの日の前というと、いつもはスイーツに手が伸びるんですけれど、今日はどういうわけか辛い物がいただきたくなって。
コンビニで「辛さ30倍（！）」の柿の種、買ってきました。
で、先ほどいただきました。
・・・罰ゲーム的な辛さでした･･･(>_<)
もう、舌が痛いです。
すかさず買い置きのチョコレートいただきました・・・(^^;)
慣れないことはするものではないです。
私にはやっぱりスイーツが合ってるみたいです（笑）
激しく後悔(×_×)
ではでは、今週もお疲れさまでした。
来週もよろしくお願いいたします。
明日のレースは悩みますね
喫茶店から公衆電話は消えましたし、酒屋の御用聞き制度もなくなりましたので、車からハンドルが無くなる時代もそう遠くはないのかもしれませんね。（＾＿＾； 残念ですが。。。
ニート？ ああ、仕事してればそうは呼ばないのでしょうか？（＾＾；
便利なのかどうかは不明ですが、まあ昔から通信空手なんてのもありますのでｗｗ
閻魔愛さん＞ ああ懐かしい映画ですね。当時は衝撃的な内容でした。今見ても面白いですね。 あれ？ デロリアン？ それとも ドク？ ｗ
ちょっと今回風刺入れすぎましたかね？ まあ、商業ベースに乗った文章でないので有りかな？ （＾＾；ｗ
次世代の自動車は、自動運転で空を飛ぶ、なんて予想もありますね。
はてさて、どうなるでしょう・・・？
今度こそ、やっと涼しくなった・・・のではないかと思います（笑）
涼しい、といいますか、今朝は肌寒いです。
今年の夏も、なんとか乗り切れました(^^;)（←今頃？！）
1週間延ばした夏のスーツのクリーニング、今日出してきます。
あ、ついでに年賀状の印刷もお願いしてきちゃおうかな？
早割で安くなるんですよね、今お願いすると(^^)v
朝のコーヒーも、ちょうど今はアイスでもホットでもおいしい季節♪
自販機のコーヒーは、先週からホットに切り替えになった所が多いようですけれど。
もうちょっと、アイスも残しておいてほしかったです。
夜中、かなり雨が降りましたけれど、日中は大丈夫でしょう。
クリーニング店までちょっと遠いので、念のため折りたたみ傘持参で行こうかな・・・
私、雨女なので(^^;)
近くにあったクリーニング店がなくなっちゃって、駅前まで行かないといけないんですよね。
片道15分。
・・・不便です(>_<)
帰りに散財しないように気をつけなくちゃ、です(^^;)
ではでは、今週もどうぞよろしくお願いいたします。
埋めとけ！と(･∀･)ｲｲﾏｽねﾀﾌﾞﾝ…
アレが出てくると思いました。
バック・トゥ・ザ・フューチャーの…(ry
大作ですね(@_@)
あと１００年。。。
ほんとうにこんな感じかもしれませんね。
でも、
もしかしたらお家から全く出なくて済むようになって、
移動なんていらなくなってるかも。
ドラえもんがいれば、飛行機でなくても帰省できますが・・・ドアの使用料金が飛行機代よりはるかに高かったら意味無いですよね（涙）
ところで 2118年だとドラえもんはもう生まれているのかな？ｗ
スタートレックのように人間転送機が開発されれば、車に乗ったままどこへでも転送できるようになるかもしれませんね。
・・・じゃあ、車いらないか ＃＾＾＃ 残念！ｗ
ロクハチ懐かしい。藤原豆腐店で流行ったやつですね。頭文字D読んでたわ〜
百年後…星新一の世界かな？もうこれ以上は車は性能以外は進化しないのかな。
どこでもドアがとりあえず欲しいです（≧∇≦）
そして美術失敗してなくて助かりました。お爺さんのメイクが、おばけのＱ太郎みたいになってたら困りますからねｗ
ショートフィルム？ ああ、時間とお金があったらやってみたいですね。
でも自分が出演するとＣＭのスポーツ選手みたいにボー読みになるかも（＾＾； まあ、スポーツ選手はジャンルが違いますけどね。＃＾＾）
めっちゃおもしろい脚本、いつかホントに作品になるといいのに
ショートフィルムでウケそうに思っちゃったっす
ゾゾさんは近い将来月旅行に行っちゃうし、今はすでに「空飛ぶスーツ」なるものがあるとか！
←こちらのお値段は5000万円ほどらしい
目まぐるしい進歩はスバラシイですが１００年後の地球はどうなってるんでしょうね？
じいちゃんと縁側でのんびりお話しできる世の中であって欲しいです
おっと、美術担当っすね！
大船に乗ったつもりでお任せを、マリン、失敗しないので♪（ドクターX風に）
では、未来の通信末端は？ もしかしたら体内埋め込み式で、脳内神経叢と直接繋がって考えるだけでメールが送れたりするのかもしれませんね。
・・・やばい、エロい事考えるだけでばれたら困りますね（笑）
hanaさん＞ はい。そうです。なかなか全員の出演が難しいですが、順番に強制参加してもらっていますｗｗ
はい。ワクワクしますね。（＾－＾） １００年後は自分は生きていませんけど・・・残念（＾＾；
もう、車が楽しく運転できる時代は二度とこないのでしょうか？ （＾＿＾；
ありおりはべりさん＞ はい。今回は子役でお願いしましたｗ そうですね未来はどんな世界になるのでしょうか？ やはり未来の服はモジモジ君みたいな全身タイツみたいなのでしょうか？＃＾＾）
イヌリンさん＞ ああ、なるほどー。確かに傘は近年あまり進歩が無いですね。 そろそろ何とかルーペみたいに踏んでも骨の折れない傘が出現しても良さそうですが、もうあるのかな？
しかし、傘でなく電磁シールドみたいに雨が当たらないシステムを考えたら、安全でしかもお手軽な値段で・・・ その儲かったお金で月でなく火星まで旅が出来るかもしれませんね（爆）
１００年後ってどうなっているのか想像するだけでワクワクしますよね(^_-)-☆
なんとなくだけど、スマホは劇的に変化してると
思うっす。今の小さな板状は見づらいし
首が痛くなるし～で改良の余地が沢山！
生きてるうちに 車が空を飛んでるのを見てみたいです＾＾
自動運転も普通になったら個人所有車が減っていくかもしれませんね
それにしても 台風やゲリラ豪雨のたびに思うのですが
いろいろ進化してるのに、傘がどうにもならないのが不思議です
でもMOMOのハンドルを見て一見して自動車のハンドルと識別するのは凄い爺様のような気がします。
読み物として面白かったです。
磁気シールドとかですね～
呼べば来る目的地に着くさすが未来ですね～
自動車が空を飛ぶ時代になりつつありますが…結局そちらが先か？自動運転の技術が先か？
で今度はあくまで地上を移動するのか？それとももう道路の意味がなくなる時代が来るのか？
などと思っています。
それでは～
ボスが長くて・・(^^ゞ
MOMOは凹凸がいかつくて避けました。(#^^#)
マルコのベンツホーンは破壊力あったなぁ。
まあ、この話は夢で見たものでも何でもなく単に自分の想像に過ぎませんので、突っ込みどころも満載かもしれませんが、未来は自動車が無くなるのでしょうか。
古代ローマ時代の戦車は無くなりましたけどw (*^_^*)
細かく突っ込むと、そんな時代に消しゴムがあるのかという・・・w