[SI82]雲霧仁左衛門4
- カテゴリ:テレビ
- 2018/10/13 17:03:43
雲霧仁左衛門4 第6回「黒幕分断」 NHK-BSプレミアム 金曜夜8時~
今回は、雲霧一党が両替商の方の柏屋に盗みに入るも、見張っていた火盗改にバレて、運んでいた金を奪われてしまい、その翌日火盗改の屋敷に金を取り戻しに行くというお話でした。
熊五郎の奪還劇から半年、安部式部はまだ雲霧が柏屋を狙っていると、柏屋に見張りをつけてました。
柏屋自身はなかなか雲霧が来ないものだから退屈してしまい、建具の総入れ替えを実施。
その時屋敷に入った職人の中に伝次郎がいたのです。
雲霧は火盗改が見張っているのを承知の上で、水瓶に眠り薬を入れ全員眠らせ、少人数で侵入、金を運び出す時は柏屋が駕籠で医者に行くふりをして、表から出て行ったのですが、その時付き添っていたお千代の匂い袋の匂いを同心の永島が覚えており、金を舟に積み込む前に捕り方に囲まれてしまいます。
金は火盗改に奪われ、何人か捕り方に斬られた者もいましたが、主だったメンツは全員無事でした。
その上金蔵から富の市が、老中と柏屋の不正の証拠となる懐紙の束を発見し持ち出してきていました。
このことを知った柏屋は慌てて、老中に報せに行きます。
責任を感じたお千代は、金を取り戻すため自分が火盗改の屋敷に潜入すると言い出します。
そして柏屋に入った翌日、火盗改の屋敷に蝋燭業者としてお千代が潜入。
その時は男装し、何と顔に男風の仮面をかぶっていましたw
さすがにこの時代、今のような精巧な仮面は作れないと思いますが、当時は夜になると照明が油か蝋燭の火しかなかったから、仮面でもわからなかったのかもしれませんね。
お千代が取り替えた蝋燭には、火薬と催涙ガスのような気体が発生する薬が仕込んであり、安部にお千代の正体がバレましたが、混乱に乗じ乗り込んだ仲間とともに、何とか金の奪還に成功。
さすがの柏屋もこれには参って、1枚だけ残っていた懐紙を持って老中の屋敷に行きますが入れてもらえず、悪態をつきながらねばっていたら、中から狙撃され死んでしまいました。
金の切れ目が縁の切れ目と言いますが、悪党同士の絆ってこんなもんですよね。
次回最終回、どうやら最後の砦は老中の安藤になるようです。