鎌倉旅行 二日目。
- カテゴリ:日記
- 2018/10/24 10:38:34
一日目もがんがん歩きましたが、二日目もがんがん歩きますよ~な日程です。
ただし、本当は鎌倉に着いた日にしようと思っていた旅程だったので、
かなりゆったりめでした。
二日目の予定は、鶴岡八幡宮→寿福寺→英勝寺→報国寺→浄妙寺です。
しかし、一日目に行かれなかった円応寺が、意外と鶴岡八幡宮から近いではないか!ということに気付き(前日の帰り道で)、
鶴岡八幡宮から円応寺に寄り道(というか遠回り)することにしました。
鶴岡八幡宮へは、段葛(参詣路)を通って。
昔々は由比ヶ浜からつながっていたらしい。
赤い舞殿、本宮が美しい。
この舞殿(のあった場所)で、静御前が舞を奉納したのね…と思うと感慨深い。
三の鳥居のすぐ横に旗上弁財天社があって、そこには源氏池と平家池という池があるのですが、
北条政子(頼朝の奥さん)がその池を作ったときに、平家池に島を四つ作り、
「四島=死」で平家滅亡を祈願した、と説明文にありました。
北条政子怖い…ぶるぶる。
円応寺は閻魔さまがまつられているお寺でした。
十王ということで、人が亡くなってから七日毎に現世での罪を審査されるらしい。
49日まで、七日毎にいろいろ法事などするのはそういうことか!
十王のうち、二王は鎌倉国宝館の展示に貸し出されて、お留守でした。
寿福寺は源義朝の居館跡に建立されたお寺だそう。
中門までしか入れませんでしたが、参道は両脇の樹のたたずまいに風情があって素敵でした。
奥に、北条政子と源実朝のお墓があるというので、奥に入っていったのですが、
途中の道が崩れたか何かで「迂回してください」と看板が。
民家を通り、保育園のドングリ拾いの中を抜け、
どう考えても一般の檀家さんのお墓ばかりのところに入り込み、
「どこに北条政子の墓が…?!」と不安になりながら奥まで進んで、やっと見つけました。
いやー、一般のお墓のところで、「北条政子の墓こちら→」みたいな看板がもうひとつ欲しかった。
英勝寺は尼寺。
徳川家康の側室、英勝尼が作ったようです。
英勝尼さんは、水戸徳川家の祖となる徳川頼房の養育をしたとか。
入口が唐門ではなくて、その先になっていたのだけど、多分、以前は唐門から入っていたらしく、順路表示が唐門からになっていました。
いろんなところを順路から逆行。
あと、本堂などお片付け中で、英勝院の位牌とか、外に出して拭いてました。
(でも、通常通り営業中)
ここから一旦、鎌倉駅に戻り、バスに乗って浄妙寺へ。
浄妙寺は、境内に石窯ガーデンテラスというレストランがある、
ちょっぴり珍しいお寺でした。
残念ながら、月曜は定休日でガーデンテラスでのお食事は叶わず。
それから、報国寺。ここが私的本日のメイン!
こちらは、別名「竹の寺」といわれる竹林が美しい寺院です。
鎌倉駅から少し距離があるので、英勝寺の竹林もいいですよ、とガイドブックにありましたが、やはり、本家本元は竹林の密度が違う!
竹林の上からきらきらとした木漏れ日が美しい…。
まあ、京都の野宮神社の竹林には敵いませんが(個人的感想)。
竹林を見ながら、美味しいお抹茶をいただきました。
付いていた干菓子が、栗と紅葉の意匠でかわいかった♪
これで、本日の予定は終了だったのですが、
まだまだ時間があるので、杉本寺へ。
こちらは奈良時代建立の、鎌倉で一番古い寺院だそうです。
鎌倉のお寺は、たいていが鎌倉幕府成立以後なので、だいぶん古い。
それでもまだ時間があったので、
バスを少し早く降りて、宝戒寺にも行きました。
ここは、最後の執権 北条高時らが新田義貞に攻められ、
一族800余名が自害した事を受け、その鎮魂のため、北条屋敷跡に建てられたそうです。
800余名の自害…壮絶…。
参道の敷石が八角形で面白いなぁと思いました。
帰りに、鳩サブレーの豊島屋本店で顔ハメ写真を撮り、
ホテルに戻りました。
顔ハメ、好きなんだけど、ちょっと恥ずかしいよね…。
なので母よ、構図とか悩まず、ちゃちゃっとシャッターを押してくれたまえ!!
(わりと長時間、顔ハメで衆人環視の中にいた)
大晦日の鶴岡八幡宮、きっと段葛の上はヒトで満杯だろうと思っていたのですが、
早朝ならそんなことはないんですね。
行く前に、ガイドブックやらHPやらで少し調べていくのですが、
観光地で現地ガイドさんや旅行会社のガイドさんの立て板に水の説明を聞くと、
「ああ、ガイドさんの話が聞きたい…!」ってなります。
詳しいですもの、いろんな事に。
鳩サブレー、自分用を買い忘れて、うちひしがれております…。
ううう。
私は旅行に行っても何も調べず覚えずで帰って来てしまうので、詳しいやまさんが羨ましいです^^
読んでいて、そこに行った気分になれました(喜
鶴岡八幡宮は大晦日に行ったことがあります。早朝行ったので年明けの混雑もなく
がら〜んとしており、また神聖な感じもして、すごく良かったです〜^^
鳩サブレーはほんと美味しいですよね^^
春の鶴岡八幡宮!桜がきれいだったのではないでしょうか。
紅葉には早く、紫陽花や萩には遅くて、緑がわさわさあるわけでもなく、
なんとも中途半端な季節でしたので、景色については想像力で補いました。
歴史については、行く前に各寺のHP等で予習しました。
もともと歴史は好きなのですが、歴女というほどはまってもいない…。
今は母も元気で徒歩旅ですが、そのうち、タクシーの旅になるんだろうな、と思っています。
去年までは、旅行のリクエストに必ず「トレッキング」をいわれていたけれど、
今年はなかったので、体力は落ちてきているに違いない。
鳩サブレーの顔ハメ、構図にこだわった割には、なぜか斜めになってました…。
どうして。
それにしてもすごい数のお寺をまわったのねぇ。
歴史にも詳しくて驚いちゃったよ。
竹林を眺めながらのお抹茶。いいよね。あー・・日本だなぁって気分になれる。当たり前だけどw。
てっきりやまちゃんの一人旅だと思っていたら、お母さまもご一緒だったのね。
こんなに歩き回れるなんて素晴らしい体力ですね。
そのこだわりの構図の1枚を是非スマホの壁紙にw。