脳活日誌1243号
- カテゴリ:日記
- 2018/10/27 12:48:47
経済の流れに変化。
日米を中心にした時代から日本と中国を中心にした流れに代わっていきそうである。理由は単純である。下り坂のアメリカが自国産業を守るために保護主義になってきたからだ。これは何もトランプという大統領の個性からくるものではなく、伝統的に第二次世界大戦の勝利国となったアメリカが世界に自由貿易の旗を掲げて世界の資本主義を指導してきた。ところがアメリカ産業の競争力が衰えてきて、自由貿易の旗を降ろさざるを得なくなった。ここに根本原因がある。このアメリカの指導力の低下が今後、どのように響いてくるか、今後の不安要因になる。中国はアメリカのような指導力を持っていると考えられない。国家思想が貧弱である。民主主義も国民に浸透していない。国家制度も閉鎖的である。さらに国家権力が余りにも強権的に働きすぎる。日本が現状の中国に妥協するのは経済的な側面からである。現在の体制で一致できるのは経済的なこと、いわゆる市場問題でしかない。