ななかまど
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/10/30 00:21:49
あの赤い実を取ってくれますか
私に
どこまでも澄んだ青空の下に
どこまでも赤く染まった小さな実を
あなたの愛の証に
これからも変わらない約束として
夏に咲いた
小さないくつもの純白の花
赤く染めたのは
あなたの私への愛
あの赤い実を
私に取ってくれますか
手にそっと乗せて
確かめてみたいの
小さな赤い
いくつもの愛を
私の心は
今の青空よりも澄んでいる
全てを受け入れるために
ああ赤が融け込んでくる
赤い実を取ってくれませんか
私だけの為に
そうなんですよね
何かの予感がそうさせるのかな?
ナナカマドをみると
思い出します
自分の「赤」のイメージの中にも
入り込んでいます^^
ロマンチック。
何だか恋をしたくなっちゃいますね。(*^^*)
白い花が真っ赤に萌える
愛はたぶん成就するのでしょうね
そう言う時の時間の経過って
すてきだと思います
でもこれって実話です
思い出して書いたのですけど・・・
二組のペアでドライブをしていました
阿寒湖へ行く途中に「あっ、きれい」と友達の彼女が言ったんです
と、彼は車を止めて路肩の急斜面を上りナナカマドの実を一枝取ってきました
彼女の嬉しそうな顔
いいな・・・なんて思っていたら彼らは結婚しちゃいました
自分の方は努力不足で?そうはなりませんでした^^
純白の花が真っ赤な実になり
純白の私は真っ赤な愛を得て
赤い実のねだり方が
リフレインではなく、
少しづつ変わっている処が素敵ですね。
初めは少し引き気味で
少しづつ、少しづつ
「あなたの愛」を確信していくように
強い思いに変わっている様です