今年の夏に新しい中古のバイクを買いました。

YAMAHA WR250F（オフロードバイク）

なにせこの車体はFと言う記号がついてて、一般車両の「オフロードで楽しくトレッキングを楽しんだりツーリングを・・」等の普通なバイクでは無くて「競技専用車」（レーサー）なんですね、昔ならナンバーは取得できず一般公道では走行できませんでしたが、何を思ったかYAMAHAでは2002年頃から最低限度の保安部品（ウィンカーやライト類）を付けたレーサーが市販されたのでした。暴挙ですありがたいです！（実は去年まで知らなかった）Rの記号のついた見た目そっくりの双子のバイクとは中身が全く別物です。
「クレイジーで危険なレーサーで街を走る」のはバイク乗りの一つの夢ではあります。ロードバイクなら何100キロも出る市販車が普通に有るからレーサーと言えどオフ車は大したことはありません。
クローズド・コースのダートを走り回るのでせいぜい最高で70キロくらいでしょうか・・しかし最近世界ではモトクロス（決められたコースを走る數十分勝負のレース）ではなくエンデューロ（車のラリーみたいな長時間、長距離）のレースが人気でこうした4stバイクが人気だったのでしょう。このバイクは日本より外国で沢山売れています、当然、日本で何台売れたのか分かりません。何もかも競技専用車なので街乗りにはまったく適さないので部品を変更する必要がありました、これでまたお金が吹っ飛びますが、知恵と経験で最低限度の出費で最高の効果を・・・・なんて絵に描いたようには行きませんねぇ〜〜（泣）

さて、最近ちょくちょく突然バイクが出先で死んだふりをするので修理しました。
単純な接点不良の箇所を探して探して、見つけたカプラが一個。元オーナーが別電源を引こうとして途中で辞めた形跡がありましたが、そことは別な場所でした。中古バイクを引き継いで乗る前整備でCRC吹きまくった箇所でもありましたが、古いバイクのカプラは「一回外して中身も清掃」が決定です。疑いのあったカプラをテスターでテストしたらコードでは無くてカプラの中で接触不良が起きてる様子でした。開けてみたら大当たり！大事な配線でも細くて繊細な接続部品で中で黄緑と白の腐食の粉が吹いてました、腐食で内部が膨張して接触が不安定になってたんでしょうね。防水のゴムパッキンまで使った立派なカプラでも古くなるとこうして中で腐食するんだなぁ、と勉強しました。こうなりゃ、すべてのカプラを一回外して全部清掃するかな・・・って、いつかね・・・（笑）

せっかくのレーサーなのにスプロケットを変更、ハイギァード化しました。これで100キロ以上出るようになりました。エンジンは高回転でブッ飛び仕様ですがトップでドコドコとトルクで走らせるのはエンジンに負担になりそうで怖いです。しかしオリジナルのままではギアが近すぎて市街地ではギクシャクしすぎでダメですね（そうですレーサーですから）

・・・続きはいつか（笑）