秋の七草
- カテゴリ:日記
- 2018/11/14 10:51:11
ナデシコの開花時期、、、終わってますけど?
「秋の野に 咲きたる花を 指折り かき数ふれば 七種の花」
(あきののに さきたるはなを およびおり かきかずふれば ななくさのはな)(万葉集巻8第1537番)
「萩の花 尾花葛花 なでしこの花 女郎花 また藤袴朝がほの花」
(はぎのはな おばなくずはな なでしこのはな をみなえし またふじはかま あさがほのはな)
(万葉集巻8第1538番)
山上憶良(やまのうえのおくら)が「万葉集」で連続して詠んだこの歌2首が「秋の七草」の始まり。
春の七草とは、意味合いが違うようです。
みんなの知ってる【アサガオ】は万葉集の時代まだ、日本になかったので
桔梗(諸説あります)と言うことになったようです。
お友達の日記にも書いてありましたが、確かにね~、時期がおかしい。
ま、秋と言って9月頃ならギリ咲いていますが、11月の今ではちょっと
遅い気がします。
四季咲きに改良されてきてはいますが、この【ナデシコ】は
【カワラナデシコ】なので、開花は、、、夏です。
いま、園芸店で売られている花たちは開花時期が長くなっていますが、
もともと野に咲く花は季節を告げて、、散っていきます。
桜も見ごろは1週間ほどですよね。
季節を告げる、というのはそういうことです。
そこまで短くはありませんが、せいぜい一か月から、長くて3か月。
結局季節の移り変わりとともに春から夏、夏から秋と咲く花は
次々と変わっていきます。
民家の庭先では、そんなに植え替えをするのは大変なので、
春から秋。秋から春と大体2回の植え替えが主流です。
実家へ向かう時に淀川の堤防沿いの道を走ります。
春になると、土筆が芽を出して、たくさんの人が土筆採りをしています。
3週間もすると土筆は見かけなくなり、スギナが茂ってきます。
そのあとはクローバーが咲き始め、ハルジオンやギシギシなどを多く見かけます。
今はススキが穂を揺らしています。
少し前はネコジャラシ(エノコログサ)でしょうか。
開花時期の短い野の花は、本津の季節を教えてくれますね。
このところ、頭が回ってなくて、日記も書きたい記事を書きそびれてます。
りなさんに影響されて、ちょうど合成品を頂いたので、書いてみました。
説得力ある!