Nicotto Town


ヤツフサの妄想


悪魔なので邪神を育てる事にした 23話

~ 宇宙人vsバアル ~




「どうした人間、驚いたか。 素直に投降すれば命は助けてやる・・・」

バアルは背中から漆黒の翼を出して空へ舞い上がり、愛用のランスを魔界の神殿から償還する。

「ちょっと待て! 我々は宇宙人だぞ! 強いんだぞ! って言うか、こんなの報告に無かったじゃん!」

「ふっ、貴様も人間界を征服しようと企む者だな、ならば私のライバルと言う事か」

「えっ? あんたも地球侵略する勢力なの? と言うか何星人? 翼とか生えてるんだけど」

「貴様らに名乗る名前などない!」

「お前はアニメ、マシン〇ボの〇ム・ストールなのか!」

「昭和の話など私は知らん」

「ええぃ! 皆の者、撃て、撃て!」

時代劇のようなノリで喚く火星人が、バアルを目掛けて怪光線を嵐の様に浴びせまくる。

バアルは周りの建物の一部が次々と消えていく中、ロシアの戦闘機、Su-37のマニュバの様にインメルマンターンからクルビットで270度の角度まで旋回、真下に居る宇宙人を次々と刺し貫く。

もはや空の「露:Терминатор:テルミナートル」、英語で言う所の「ターミネーター」だ。

宇宙人たちはゲパルト(Gepard:ドイツ語でチーターの意)対空戦車のごとく怪光線を連発するも、一流のパイロットが乗ったロシアの戦闘機の三次元ノズルが付いているかのように、あり得ぬ方向に飛び回る為、たとえ射撃管制レーダーが付いていたとしても予測が不可能で全く光線が当たらない。


「やばいよ! やばいよ! もう目立ちすぎるけど巨大ロボだせよ!」

「アラ〇ラサッサー」

火星人たちは立方体の中に逃げ込んでいく。

すると今まで透明化していた立方体が、透明化が消えて金色の四角い塊が姿を現す。

そしてその金色の立方体変形を始め、手足や頭が中から出てきてロボットに変形した。

たまたまそれを駅のホームから見ていたサラリーマンらしき人が叫ぶ。

「ご、ゴールドラ〇タン!」

「よく見ろ! 肩に髑髏マークが」

「あれは偽ゴールドライ〇ンだ!!」

「そうか! 中身はヘンゲ〇ーなんだ」

「そんなネタ、誰も知らねぇよ!」

バアルにはさっぱりわからないが、とりあえず倒せばいいと言う事はわかった。

『よし、この金属のゴーレムを倒せばとりあえずは何とかなりそうだ』

そう思い、バールの必殺技を繰り出す。



ブレイブスラッシュ! ←聞きました奥さん?、必殺技ですよ!


カキン!


『な、なに! 私の必殺技が効かないだと!』

「ハハハ、思い知ったか異星人よ、わが星の科学は地球の何千年も進んでいるのだ! 資源はないけどな・・・」

「指令、要らない事は言わないで下さい!」

バアルは焦った。

どうやら敵のゴーレムはオリハルコンの様な金属に、何かしらの防御バリアを展開しているようだ。

『くっ、どこかに弱点は無いのか』

と思った時目に入ったのが、ロボットに変形した時足を出した股間の隙間である。

と言うかがら空きなのだ。

「地球に巣くう異星人よ、我ら宇宙人の科学力を思い知るがいい! 燃料は少ないけどな」

「だから指令、一言多いんですってば!」

「議会がもう少し予算を出してくれれば、こんなに惨めな戦いにはならなかったのに!」

「しょうがないじゃないですか、最近は地下都市もどんどん老朽化してるのに、資源が枯渇寸前で修復もままならないんですから」

火星人がバカ話をしている隙にバアルは兆速で、ロボットの股間から内部に入る。

『中身スカスカじゃないか・・・』

「あれ? 司令官、異星人が消えました」

「なに! 奴はいったいどこに!」

バアルはこの会話が聞き取れた。

どうやらこのゴーレムを操っているのは頭部の様だ。

そして内側から必殺技を繰り出す。



スプラッシュスピン!!! ←またバアルの新必殺技ですよ!



流石に外は固いロボットだが、中までは固くないようだ。

あっという間にコックピットの床に穴が開く。

「たっ、指令! 奴が中に!」

「うわああぁぁ、もうダメじゃ~、こうなったらこれしかない!」


ポチットな。


『自爆する気か!』

バアルは焦った。

が、予想と違って火星人は衛星軌道上の宇宙戦艦に転送されて逃げただけだった。

そして地球侵略司令官は素早く決断し、実行に移す。


「月起動まで退避! そこから宇宙戦艦の補助エンジンを焼き切ってもフル稼働でバス〇ービームを発射する!」


因みにバスター〇ームはマイナス1億度である。(トッ〇をねらえ設定)

地球一瞬で氷河期だろう 。

「司令官! どうなさったのですか」

「他の異星人が既に地球を支配しようとしておる! それも今まで見た事のない力で戦闘ロボをたった一人で破壊してしまったのだ!」

「そんなことが・・・」

「実際有ったのだ。 このままでは直ぐにでも火星枷滅ぼされるかもしれん。 ここで食い止めねば終わりだ」


アバター
2018/11/25 21:20
>ルルルのル様
邪神様どうするんでしょう?

因みに現在、邪神様は麻雀の負けが込んでて、周りが見えて居ません。
アバター
2018/11/25 20:51
すごいことに、なってきましたね

邪神様は、、、どうなるんでしょ?



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