Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


待つ日


異様の葉が風に舞って
やがて寒い街がやって来る
薄いコートの襟を立てて
凍えがちに人が通る
そんな街ももうすぐ


やがて北の街に雪が来る時
あなたはどうするのか
やって来ては去っていく
辛かったけど
あなたにはそれだけしかできなかった


あなたの手は冷たくて
私には暖められなくて
抱きしめてくれた温もりが恋しくて
いつも離れていくけれど
求める心が切ない


どこまでも連れて行って
私も一緒に行きたい
一人で出ていかないで
一人で遠くに行かないで
でも残される


一人の部屋は広すぎる
あなたがそこにいたらいいのに
あなたは動く人
私はとどまる人
だからかみ合わない


さよならは言わない
まだ私の所に来てくれるから
いつかその日が来ても
あなたを信じる気持ちは捨てない
この長い年月の中で


時間が流れていく
私の心をさまようように
あなたと過ごした日々に
花束を添えて
またあなたを待つ日が続く




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