[SI105]相棒
- カテゴリ:テレビ
- 2018/11/22 17:22:16
相棒 season17 第6話「ブラックパールの女」 テレビ朝日夜9時~
今回は、特命係が詐欺罪で拘禁中の遠峰小夜子という女性の頼みで、谷岡というバイオ技術の研究者が自宅の風呂で溺死した事故の謎を解くというお話でした。
この小夜子という女性、ブラックパールの養殖への投資を募る詐欺を働いた上、返金を迫った投資者を幾人か殺した疑いもかかっているという、なかなかしたたかな女性。
主なターゲットは中高年の独身男性で、投資者の中には彼女をかばう者もいると言いますから、これは絶大な信用を得た上で詐欺を働く信用詐欺というやつですね。
コンフィデンスマンJPで覚えましたよw
彼女は直接溺死事故を調べてくれと頼んだわけではなく、記憶力が抜群にいい弁護士・連城が顧問弁護士をしている出版社の雑誌を、名誉毀損で訴えると言い出し、和解の条件として「有能な刑事と話がしたい」と連城に持ちかけたのです。
有能かつ暇がありそんな依頼にも応えてくれる刑事として、杉下たちに白羽の矢が立ったのですなw
正確には彼らは刑事ではないですけどね。
彼女は杉下たちに、自分のアリバイの証明として、シンガポール行きの飛行機の中で谷岡とブラックパールのことについて話し、彼はシンガポールで買ったブラックパールのネックレスを誰かにプレゼントしたのではないかと話したのです。
つまり自分の事件のかこつけて、谷岡の死亡事故について洗い直すよう促したのですね。
杉下たちが捜査した結果、谷岡の妻が事故の直前に大量のドライアイスを購入したことが分かり、風呂の天井にドライアイスを置いて呼吸困難に陥った谷岡を溺れさせた殺人事件であると分かりました。
この事件について1つだけ苦言を呈すると、夫が知らないうちに高価なネックレスを購入したというだけで殺すというのは、さすがにちょっと気が早いと思います。
何故まず直接尋ねなかったのでしょう?
小夜子が自分にあまり関係ない事件を調べさせた理由もあまり納得がいくものではありませんでしたが、またこれからも出て来そうな感じでしたね。
この小夜子をカッツ・アイでも有名な西田尚美が怪演しておりました。