Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


旅立ち


こんなくらい寒い夜は
あなたのことを思いだす
今事どこにいるのだろう
誰かと一緒にいるのだろうか
それとも寂しく一人だろうか


そう あなたが隣にいても
こんな寂しさもあった
あなたの瞳が遠くを見ていて
私が背中に手を回しても
巻き返してくれなかった


何が悲しかったの
何がいけなかったの
手を貸して上げられなくてごめんね
そうしたつもりなのに
あなたには足りなかったのね


暗い部屋にキャンドルを灯す
ほんのり立ち上る煙が
ゆらゆらと踊っている
壁に写った影は私一人
なぜ一人なの


もう少し待って欲しかった
私が背が伸びるまで
あなたと同じ景色を見られるまで
そこからなら同じものが見られただろうか
そんなことはないだろう


泣いて 泣いて
涙を流しても
あなたはここから消えない
よけいに大きくなるだけ
だからもう泣かない


思い出は消えないけど
もうあなたを抱けないけど
この手のぬくもりは覚えている
大きなあなたの手と
その愛の重み













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