Nicotto Town


✿古山詩織✿さんの日記


私は「HedgeHog」の針鼠ではありません!


 




ひとりぼっちのハリネズミが手紙を書いた。


ゾウやカメ、モグラのことを考えながら。




「親愛なるどうぶつたちへ


ぼくの家のあそびに来るよう、キミたちみんなを招待します」。



そして付け加えた。



「誰も来なくてもだいじょうぶです」



誰かに訪ねてきてほしい。でも本当は、会うのが怖い。


そんなふうに考えが行きつ戻りつするのがテレヘン著


「ハリネズミの願い」


の主人公である。


書いた手紙を出さないまま、動物たちが来たらどうなるか、


家に閉じこもって想像を続ける


彼の心配は、尖ったハリがみんなに嫌がられることだ。


ハリが比喩するものは、誰かを傷つける自分の性格か。


あるいは誰からも傷つけられたくないという防御の姿勢か。



ハリネズミの孤独は、意外とありふれたものかもしれない


きょう成人の日に書くには、場違いな話か。


しかし、子どもから大人になる時期は、親元から仕事に就いたり


と、ひとりになる時間が増える。


孤独とうまく付き合うやり方を手にする道のりでもある




孤独の象徴として「心の殻」という言葉が使われる。


多くの場合、破られるべき壊すべきものとして。


しかし、つらいときに逃げ込める小さな殻は、持っていた方


がいい。


無心になれる音楽でも、繰り返し読んだマンガでもいい。


いつでも閉じて、開くことのできる柔らかい殻を





ハリネズミの物語はどうなるかって?


心配しないでいい。彼の心の殻も最後には、柔らかく開く


ことになる。





という文面が記載されていましたが、私とは同じ時代を生きて


いる成人式を迎えるみなさんであり、そして、違う世代を生きて、


恐ろしく異なった世界と価値観で育った成人式を迎える人達


でありますが、私とは違う世界や価値観で生きていても、


異なった世界観の中でも、生きるための苦しさや葛藤は


誰しも抱えているのが当然でしょう。


自分の殻、そして自分の心を開放し、「自分を救済する」事も


必ず必要だと思うので、確かに、この話をこれから二十歳を


迎える新成人に贈る言葉としては最適なのだと私も思います。





しかし、このハリネズミの話は、私は納得出来ない話ばかり


です。


随分、勝手な意見だと思いますよ。このハリネズミくんの話。


自分の針で人を傷つけて中傷されるのが嫌なら、


自分の話を人に押し付けなければいいのに、自分センター


じゃーなければダメ!でしょ。


それで、自分は人一倍、傷つけられるのはもっと耐えられない


でしょう。


だったら、出て来なければいいのに、出て来て、自分ばかり


の話にしてよ!でしょう。



彼は、彼自身と付き合ってみればいいと思っています。


自分で自分と付き合えないはずですから・・・



それで、こういう事らしいです。


HedgeHogの、私の靴はハリネズミだと言いたいらしく、


私は、もちろんハリネズミではありませんが、


強制的に私をハリネズミと同化して歩かせてやる。


と指名されても、これ以上、引き受ける義理は当然ありません。


(私はマクドナルドではありませんから・・・)




















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