りゅ
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/01/24 00:50:34
柔らかく跳ね返す
そうすることでしか
守れない
潜むは狡猾
滲むのは無知
匂わすのは
恥を知らぬからこその
出来る愚行は
其の醜態をさらしても
判り様が無い
心の痛みを知るものは
歪む心無ければ
同じ痛みをもつ同胞を
守ろうとするだろう
分かちあう事で
魂は強く在れる
共に在る事が
夫々の良さで補い
必死にも立ち向かえる
硬くなる必要は無い
跳ね付け吹き飛ばす事無く
柔軟であれ
老獪の如く 若く有ろうとも
まずは見極める目が必要だろう
そして知れず知れずに集うだろう
同じ志の友達と
伊弉諾尊の月に 刻は添い
真っ白なその中で 掌の平の黄金を降りそそぐ