国家諜報局777号「コーヒーは、昼間に限る」
- カテゴリ:自作小説
- 2019/02/03 14:02:14
さて、速水の、操縦するスカイレーダーは、穏やかに、滑走路を滑り、停止位置に止まる、それを牽引する車に乗って「ライリー」と「今野」が来る
「ライリー」「おかえり、この機体、面白そう、整備のやりがいがあるなあ」
とても楽しそうな顔である
「今野」「いい機体だぜ、アナログの塊だがな」
二人は牽引車につなぎ、格納庫に、運び込む
「速水」「燃料と装備一式は輸送機の到着待ちだぜ」
「今野」「その間に、整備しておくよ、そういえば、輸送機のパイロットは誰なんだ」
「速水」「幕僚主任のロジャー・タナーだ、あれでも、空を飛ぶのは、腕をなまらせていないんだがな」
三人は、話し込みながら、機体を、眺めている
その間に、ダグラス C-47が、着陸し、停止位置に止まる、ハッチが開き、タラップが降りると中からある男が出てくる