Nicotto Town


速水猛のブログ アルカディア「Ἀρκαδία 」


国家諜報局777号「君の瞳に乾杯」


さて、海賊の島の騒動から、少したった日のこと、「速水」と「ケイト」は、海岸に二人で、銀色のロータスエランS3をオープンにして、景色を見るべく止めている

「ケイト」は、女性らしい、白いワンピース、「速水」はバーバリーの青いブレザーとカーキー色のチノパンの服装である、
「ケイト」「この車、珍しいね、あなたのマイカーなの」と話しかける
「速水」「そうだ、ロンドンの、郊外の俺の家のガレージから、持ってきてもらったんだ」
「ケイト」「最初の時にあった、香港では、ビジネスマンみたいな仕事の感じだったけど、今は、少し危険な香りがする」と話しかけるケイト

「速水」「ビジネスか、多少は危ない橋も渡って来たからな、それに、予備役の軍人だからね、君もだぜ単なる新聞記者とは、思えないところが、多すぎる」
「ケイト」「あら、私は、チョツトだけ、香港の政府にコネがあるだけだよ」
「速水」「まあ、今は仕事のことは考えないことにしょう、朝まで君と過ごすのもいい」
二人は近場にある、ロータスを「速水」の運転で走らせホテルに向かい、車を預けると、ホテルのバーに入る、二人は、ヴェスパーマティーニを注文する
ヴェスパーマティーニは、先代の007の考案したカクテルだ
  • ドライ・ジン = 90ml
  • ウォッカ = 30ml
  • キナ・リレ (リレ・ブラン) = 15ml
  • レモンの果皮 (飾り用)のカクテルだ、二人はお互いのカクテルを乾杯し、飲みながら、朝まで二人で過ごすことを、話し合う、二人は部屋に入ると、「速水」は上着を脱ぎながら、脇の下に釣ったホルスターに収めた、ワルサーP5を部屋のベットの枕の下に隠す、「ケイト」の目に触れないようにだ 続く





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