Nicotto Town



早起きの日々


つまりは、わくわくして眠れないのである。
アホダ。

結局、一番下の子がついてくることになった。
彼の忍耐はどこら辺まで持つだろうか。

つーか、英語が苦手な彼は私から離れられないんじゃね?(悪い顔)
いや、やはり感動を共有するのが目的なんだから余裕のある行程にしなくては。
でも行けるところまで行きたい!
ルクラまでの航空券、ホテルに頼んでみたけど「取れるよー。ひとり片道165ドルだよー」という返事だけで、では取ってねとお願いしてから返事が来ないんだけど、もう一度確認しないとやばいかな。
ネパールだもんな(悪口ではなく、お国柄の問題)。
取れても悪天候だとフライトがないんだよね。うまく乗れるかな。
というか、帰国便までに帰ってこれるかな(すごく天気に左右されるフライトなのだ)。

荷物を減らしたいけど、寝袋が邪魔!
こいつを持たなければポーターなしでも行けそうだけど、やっぱ寒いかな。
げ、ナムチェの最低気温ー5度?
上のほうはー15度?
寒いと高山病にかかるのは火を見るより明らかだけど、どのくらいの装備で行けばいいんだろ。
このヒートテック、かなりよろよろだけど効果あるかな?なくてももうこの季節、ユニクロじゃ売ってないよね。
どうせならサングラスをかけてみたいけど、これかけたら本格的に男になるな。
もうブラ持っていかないことにしようか。
子供が嫌がるかな。

おお、ワークマン(ガテン系御用達の作業衣や靴などを売る店)の機能性Tシャツ、安い!
ズボンもなぜかトレッキング仕様だし、レインコートも安いわりに結構高機能。
ここならスポーツ用品店よりずっと安く装備が揃えられるかも(しかも7時からやっているので出勤前に物色できる)。

不在時の家事をうまく子供らに押し付けるにはどう動くべきだろう。
最低限、洗濯と食器洗いと食事の調達さえ何とかなれば生き延びられるか…
作業をポイント制にしてバイト料払うかな。
それとも、いっそ計画性を身に着けるために最低限やるべきことと予算を渡して、その中で運用して差分は受け取れ形式に…できるだけの才覚があいつにあるかなあ。

なんてことを寝ながらも考えているようで、4時ごろには目が覚めてしまう。
今日なんて、時間を確認したら2時ちょっとすぎだった。

そんなこと、考えても無駄なんだよ。
始まったら、なるようにしかならないんだよ。
うまくいくときは行くし、行かないときはいかないし、失敗もあれば成功もある。
もう、その時の風についていくしかないんだよ。

わかっているのに、考えてしまうのだ。
動き出せば、一筋に行くしかなくなるから。
今はまだ、どこに向かうかわからないから。

どの一つを取っても、メリットとリスクがある。
私はどの道を取るんだろうか。
始まる前は迷う自由と選べる自由があり、たぶん私はそれを満喫しているのだ。

楽しい。
でも眠い。
せめて4時までは目覚めたくない。




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