いだてん~東京オリムピック噺~ 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2019/03/05 16:13:22
いだてん~東京オリムピック噺~ 第9回「さらばシベリア鉄道」
NHK 日曜夜8時~
▼暗雲
今回は、ウラジオストクからシベリア鉄道に乗り、一路ストックホルムを目指す、
四三ら4人だけのオリンピック選手団の様子が描かれました。
残念ながら選手団長の嘉納はウラジオストクにも来れなかったようです。
パスポートの手違いだったのでしょうかね。
嘉納は洋行は初めてではなさそうなのに、どうしちゃったんでしょう。
代わりに可児が行くかと思いきや、さすがにそれはなくて、国内で引き返したようです。
しかし嘉納が行っていたら、選手団なのに選手ではない人の方が多いことになりますねw
嘉納はオリンピックの開会式に、そして四三と弥彦のレースに間に合うのでしょうか。
▼大森の真実
シベリア鉄道の旅は17日間。
実に半月あまりにもなる長旅です。
しかも四三たちは渡航費を抑えるため、一番安いチケットを買ったのでしょうね。
三畳くらいしかないコンパートメントに、二段ベッドが2つ置かれた部屋ですからね。
しかも女性の安仁子とは同室になれないからか、嘉納がいないせいなのか、ドイツ人と相部屋ですw
17日間、車内で特にやることもなく、たまに止まる駅に降りてみるくらいで、
あとはずっと選手団のメンバーと顔をつきあわせた生活。
どんなに仲のいい友達や家族でも、これはちょっとつらいかも。
四三は鉄道旅行の様子を日誌に記したようですが、車内で書いたため、
あまり読めないとたけしが言ってましたねw
これはちょっと残念。
後から本人にもう一度書き起こして欲しかったですね。
でもその日誌に忠実にしたのか、特に道中これといって大したことはなかったようです。
ただ1つ、大森が何故選手団のつきそいに選ばれたかがはっきりしました。
まず大森は金髪女とイチャイチャしてるだけのアメリカかぶれの男ではなく、
バスケットやバレーボールを初めて日本に紹介した、スポーツに縁の深い人物でした。
そしてなんと結核を患っているようなのです。
本来ならとてもこんな長旅に出られるような体ではないのですが、
大森がオリンピックを見られる最後の機会になるだろうと、安仁子が同行することにしたのです。
いやー、それでも、結核って伝染する病気ですからね。
今だとこれからオリンピックに出る選手と一緒に旅するなど、とても考えられないことです。
四三も弥彦も、体が丈夫だったから伝染しなかったのでしょうか。
▼真夏の夜の夢
このタイトルは、言うまでもなくシェークスピアの名作ですね。
それと、ユーミンの有名な曲のタイトルでもあります。
冬彦さんブームを巻き起こしたあのドラマの主題歌ですねw
ようやくストックホルムに到着した四三たちですが、
次回いきなりオリンピックというわけにはいかないようです。
ストックホルムで起きるのは、シェークスピアの方の夢なのか、
ユーミンの方の夢なのか、どちらかで結構違ってくると思います。
まぁ白夜に関係しているのでしょうけどもね。
また、嫁いだスヤのことも気になります。
スヤが寝ている横で、夫が咳き込んでましたが、彼もまた何か患っているのでしょうか。
だとしたら結婚早々未亡人になり、その後四三に嫁ぐということもありえますよね。
一方孝蔵はようやく円喬から朝太という名前をもらってましたが、
こちらは不思議とまったく気になりませんw
調べてみたところ、「誰にも言えない」は「ずっとあなたが好きだった」の続編で、
冬彦さんブームを受けて翌年に作られたようですね。
正直なところ当時はドラマを見る習慣がなくて、どちらも見ていないのです^^;;;
「真夏の世の夢」が主題歌のドラマは『誰にも言えない』です。冬彦さんブームが巻き起こったドラマは『ずっとあなたが好きだった』で、主題歌はサザンオールスターズの「涙のキッス」ですよ。