Nicotto Town


おうむたんの毒舌日記とぼうぼうのぼやき


ほっかいどんこ いんこ介護フン戦記1

今年の3月 2年間腫瘍を患っておった♀セキセイ
が 4才半の生涯を終え 旅だっていった。
旅だってしまった寂しさを ここに書くつもりはない
彼女も頑張ったし 私自身 やれるだけはやった
なー(←やや疑問 理由は後ほど判明する^^;)
と思っておるからだ。

もともと 彼女は ペットショップから連れて来た時
から トラブル続出の体調不良いんこであったが
とにかく 最大の山場と思えた多卵症(1年間で40
-50個の卵うみまくり~(--; )が 突如おさまり
理由はわからんが 卵うまなくなって やれやれと
一息ついておった時、腫瘍が腹の下に発覚したんで
ある。2年前、の冬のことであった・・・。

最初 発見した時 それは とても奥ゆかしいほどの
存在感しかなかった。
次々とトラブル続くのに 正直 ぐったりしておった
から 飼い主として その奥ゆかしいデキモノを腫
瘍と認めることは なかなか出来なかった。見なか
ったことにするから こっそり消えてくれなかなー
(←おい(--;)とか思っちゃったわけである。
(注 異変を感じたら 獣医さんに相談しませう。
病気にお願いするのは 正しい飼い主の態度と
はゆえませぬ^^;)
それが気に食わなかったのかどうか知らんが そ
れは序序に己を自己主張するように でかくなって
いったわけである。

とにかく 行きつけの動物病院で 「おそらく腫瘍だ
ろう」と診断され その時点で 私は 腫瘍と共存す
る道を選択した。
東京に住んでいたら 手術の選択も考えたかもし
れぬが 北海道では いんこを診てくれる動物病
院自体まだ 少ないのであり ま そこらへんのも
ろもろの葛藤は この際はしょる。
結果論であるが 彼女の腫瘍は おそらく良性だ
ったのだろうと思う。だから 2年も頑張れたのだ
と思う。

で。飼い主と腫瘍持ちセキセイの闘いが始まった
のか?というと そーではない(^^;。
彼女は 腹の下にそれをぶら下げながら 普通に
食っちゃ寝 遊び あげくに 恋愛までしてお盛ん
に生活を楽しんでおったのだ(^^;。
腫瘍持ちの悲劇の片鱗もない お気楽ないんこで
ある。
本いんこがそんな感じなので ま 効くかもしれぬと
処方してもらった薬というか健康食品(結局 うち
のいんこには効果はなかった、効果の出たいん
こもおるらしいので詳細を知りたい方はメール
にて(^^))を 与えるぐらいで飼い主も 危機感も
なく 奮戦気とタイトルしたとは 程遠い日々が流
れていったわけである。

で のんびりと1年半経過したある日。
ここからが よーやくフン戦記の始まりなのよ、前
置きが長くなってすまんかったです^^;。

警告!以下 お食事中の方 
ご遠慮下さい(^^;


なんだか この2,3日で腫瘍がえらく大きくなってき
たなぁと ふと飼い主は思ったんである。
そう思ってみると 彼女もなんだか 具合悪そうなか
んじが いつも以上である。
いつも以上っていうのは ま のんびり 1年半経過
したとはいえ その間 腫瘍はちょっとずつ育ってき
ておったし 彼女の体調も良くなったり悪くなったり、
を繰り返しておったからであり それが彼女の「い
つも」だったのだ。

さすがに のんびりかまえておった飼い主も 今回は
事態が重いかもしれぬ、と思ったんである。
腫瘍と診断されてから それなりに覚悟はしていたつ
もりだったが やはり 心残りになるのは 嫌だった
ので ぶっちゃけていえば 「最善を尽くしたのだか
ら これで彼女も幸せだったのだ」と思いたい飼い
主の自己満足を得る為に そんな所 行きたくも
ない彼女を連れて 以前から1度 訪れてみたいと思
っておった動物病院に 出かけたんである。
要するに 2つの病院で同じ診立てなら 飼い主として
納得出来るに違いない、という腹である(^^;。

と、まあ 飼い主のよこしま(?)な考えで連れて行った
病院であるが 結局 行って正解であった。
まず 彼女の体重測定が行われ 41g、うちに秤が
ないので 彼女の体重が 予想以上にしっかり あ
るのに驚いた。貧弱そーな体格で具合も悪そうな
割に しっかり食ってるのね(--;、と飼い主は思
った。
獣医さんが 彼女を捕まえて腹の膨らみを触診し始
めた。
「1年半以上 たつんですが・・・」
と切り出した私に 獣医さんは
「この状態が1年半以上 続いているなら 下手にいじ
らない方が良いと思いますよ。」
「やっぱ腫瘍、ですか?」
「そうだと思います。」
やれやれ これでお墨付き(?)も出た、これ以上 飼
い主として してやれることもないよーだし 彼女を暖
かく見守るのみね、と飼い主は自己満足し さ とっと
と帰ろうとしたわけだが、獣医さん いつまでもグリグ
リ腹の下を押しつけまくって止めないのだ。
あの~・・・。グリグリ・・・。気持ち悪そうに彼女は身を
よじるが 獣医さんは 全く意に介さない。先生・・・・。
グリグリ・・・・。
何しとるねん!腫瘍 そんなに刺激していいんかい
なっ!と飼い主 心の中で 獣医さんに毒づき、彼女
を奪い返そうとしたその時。
ボトボトボトトッ・・・・ん(・_・?
何かが診察台の上に落ちた。と 更に ボトボトボト
トッ。
で 何やらくさい匂いが 飼い主の鼻につき・・・。
飼い主 驚愕しながら 事態をよーやく飲み込んだ。
診察台の上に信じられぬ程 山に積もったくさい
”それ”は彼女の便秘が治った証しであった・・・・
(--;呆然。
「随分 貯めてたねぇ~」
皮肉でも何でもなく 獣医さんの正直な感想であっ
た。その正直な感想は それゆえ 飼い主には 
ぐっさりこたえた。穴があったら いや 掘ってでも
もぐっちまいたい・・・f(--;)
「どれ もう1回 体重計ってみようか?32gね そ
んなもんでしょうね(^^)」
・・・・・9gのフン(--;; 32gのセキセイが、であ
る。
「・・・だ、だって フンちゃんとしてた・・そりゃ小さか
ったけど・・・モゴモゴ」
彼女を見ると 腫瘍と思われた部分は 膨れた風
船がしぼんだが如く のびきった皮がびよよんと垂れ
下がっっておった・・・・。
「そりゃ そうじゃよね・・・9gじゃ パンパンよね
(--;;」
ボソリといいつつ 腫瘍で死なせるどころか セキセ
イを便秘で殺すところだった飼い主は 救世主の獣医
さんに感謝の気持ちでぺこぺこ おじぎを繰り返した。
「あの~ 腫瘍がなくなったわけでは ないですから
(^^;」
「ええ そりゃ もう 充分 承知しております。」
ぺこぺこ・・・。
獣医さん とても セキセイのかわいいフンとは思えぬ
発酵してそうなそれ(考えれば セキセイって体温40度
以上あるわけでフンだって 留まってりゃ 発酵するん
でないかい?^^;)を始末しつつ 帰り支度を始めた私
にゆった。
「何もしてませんから 初診料の500円だけ 払ってもら
えますか?」
先生!何をおっしゃる!うちのセキセイを便秘地獄から
救ってくれたんだから 3000円でも払いますことよ!
、と心の中で叫びながら 実際は500円玉をすかさず
差し出す素直な飼主であった(--;。




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