Nicotto Town



3.11がやって来る


内陸では停電と断水が三日だけで、物流が滞って日常が戻るまで数ヶ月で済みました。
知らずにこの頃から価値観が入れ替わったような、何かが欠けて無くなったような自覚症状なしの妙な感覚で今まで来ました。
震災の数ヶ月前に葬儀でお会いできた沿岸の親戚達の数人が亡くなり街ごと流されて平地になった場所は行ってもどこに家が有ったのか全然分からないままでした。

「さぁ、海行こう!」と思って行く海が無くなりました、思い出の海岸や浜辺。
また行ってみようと言う気持ちになれないままです。
本当は現実を改めて自分で眺めて、気持ちを入れ替える必要があるんだね。

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2019/03/09 00:31
めのめのさん
戦争で家を失うとか似てると思います、知ってる風景が無くなって、現地に行ったら目まいがしました、
どっちの方角かも分からないくらい何もないって初めてみました。
あの狭い海岸の町が無くなっていて狭い地平線が山の方に向かって広がっていましたよ。
再建に熱心な地元の人はリアルさがまったく違うんだなって思います、元には戻らないのを知ってて、昔が恋しいってやりきれないですね。
思い切って行ってみようかなぁ・・・
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2019/03/09 00:10
震災の喪失感は桁違いのもの。
理解なんてものでは括れない感情で、被災地外の者には頭では解らないし、頭で解ってもたぶん意味がないのです。
横に座ってその空洞とその重さを感じることすらできない歯がゆさはずっとどこかにあります。



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