Nicotto Town


おうむたんの毒舌日記とぼうぼうのぼやき


ほっかいどいんこ 物まねが上手いのが問題?

突然ですが 問題です。
いんこの本当の鳴き方を あなたは 知っていますか?
「え~、うちのいんこ セキセイだから セキセイの鳴き方
しているけど?」
と 今 心でつぶやいた そこのあなたっ!
その鳴き方が 本来のセキセイの鳴き方である、という根拠
は どこにあるのだろうか?

いんこ達は まわりの音をどんどんマネて自分の中に取り
込んでいく。まわりの音なら すべて対象といって良い。
飼い主がいんこに教えるおしゃべりを 素直に覚えること
もあれば 隣のいんこの物マネを始めることもある。
あげくに 隣のいんこ同士が 互いに物まね合戦を おっぱ
じめることも あるわけだ。
ほんでもって。取り込んでいったそれを 「私は今 物まね
をして鳴いている」なんて 自覚なんぞしておらん(断言)。
ゆえに。いんこ達は 物まねを繰り返し 自分のもともとの
鳴き方と融合させて 己独自のオリジナルへと 変貌させて
いくのだ。何と鳴こうが私の勝手でしょという いんこの
姿勢が 結果として 本来のいんこの鳴き方の忘却という
事態に発展するわけだ。

救いは 本いんこが 逸脱した事実に一向に気づかない
ということだ。幸せなやつらよのぉ(遠い目)。
どっちかてぇと 気づいた時のショックが大きいのは 飼い主
さんの方である。
セキセイ飼ってるんだから セキセイの鳴き方を知っている
という論理が 崩壊するのだからな。
今 これを読んで 思わず飼ってるいんこを振りかえり まさ
しく 常識の崩壊をリアルタイムで気づくハメになった方もい
るだろう。
かわいそうに・・・(←まるで無責任な筆者の図)。

しかしだな。やはり 事実は 受け止めねばならぬのだ。
かくいう筆者も このショックを乗り越えた経験者である。
なんたって セキセイ軍団の中にオカメを1羽飼ってる
と思い込んでおったのが ある日 突然「オカメを装った
セキセイもどき」であったのが 判明してもうたのだ。
この「セキセイもどき」の「もどき」ってのが これまた
悲哀が漂っておるじゃろう?でも やっぱり「もどき」
としか言い様がない宙ぶらりんな鳴き方なので 飼い
主として 反論のしようもないのだ(ホロホロ)。
ちなみに、うちは いんこ1羽しか飼ってないから 他の
いんこの鳴き方の影響は受けてないもんねなどと 余裕
ぶっこいている方がおるなら それは 大間違いである。
そのいんこ、「いんこを装った人もどき」になっていない
かね?
ほら 耳をすまして きいてみるのだ、あなたの横で
さえずってる そのいんこの鳴き方に あなたのイント
ネーションが潜んでいないだろうか・・・?

さて。こうなってくると じゃあ 本当のいんこの鳴き方な
んて どこにあるのか?という話になってくる。
これは もう いんこの故郷に出かけて 自然界の
いんこに会ってくる以外 方法はないのだ。
それとて その鳴き方が家元だというの保証はどこにも
ないけれど。いんこが得意なのは 人や仲間いんこの物ま
ねだけ、とは限らぬのだから。

かくして 我々 いんこの飼い主は 「いんこの本当の鳴
き方は どんなのさ?」という 新なる悩みを また一つ
抱えることになるわけである。
んなもん どーでもいいことちゃう?とばかり 頭のフケ
掻き飛ばしている当事者いんこを 横目に見つつ。



物まねいんこ問題おまけ
社会生活を営む中で あなたには 公共性のある空間
と個人空間は 区別して 行動しているだろう。
ゆえに 例えば「おなら」。
会社や学校では 我慢して まわりの人々に気づかれぬ
努力をしたりするわけだ。
しかし 個人的空間である 自分の部屋へ戻れば あな
たは 自由におならを満喫することが出来るのだ。
まわりの人の目を気にせず 「ブッ」とおならが出来る
気持ち良さ。ほっと 気持ちの安らぐ空間であるはずだ。
んが。ここで いんこが聞き耳をたてている、という
事実に 人は案外 無頓着、なのである。
だって ここは 個人的空間なのであり いんこも
個人的空間に属するもの、だからである。
ところがだな~、そのいんこには 公共の空間とか
個人の空間なんて概念なんぞないわけで。
部屋の空気でも入れ替え様と 窓全開にしておったら
気持ちよさげに 紛れもないあなたのおならの音を
「ブッブッブゥ~」と外界に向かって 撒き散らす
いんこに真っ青になる、という事態にならない、なんて
誰も保証できないのである。

そう 物まね上手のいんこは あなたのプライバシー
流出の鍵を握っておったりするわけだ。
気をつけたまえ(笑)




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