題：「脱獄」 ２
- カテゴリ：日記
- 2019/03/14 13:04:02
五
とりあえず誰にもみつからず門の所までたどりつけた。 すんなり出れるのか？ っと少し心配にはなったが、存外すんなり外に出れた。
やった！！ 早く家に帰ろう。 でも今見つかったらまたあの鉄格子の中に連れ戻される。っと思い小走りで門が見えなくなる所まで走った。
いよいよ門から見えない所まで来たら心臓の鼓動も少し落ち着き、ようやく冷静さがもどってきた。 さてこれからどうする？
そう、来る時は動く乗り物で連れてこられたので、帰り道がちんぷんかんぷんで分からない。 たぶんこちらの方向だと思い歩いていても一向に見た事が無い風景ばかりで、徐々に心細くなってきた。
しまいに雨も少し降って来たのだが、急いで逃げてきたので傘も持っていない。
なぜ自分がこんな目に合わなければ成らないのか理由が分からない。 昨日までは家族仲良く暮らしていたのに、今日は一変してこんな辛い状況に。 と家族の事を思い出すと急に涙が目にたまってきた。
自分が何か悪い事をしたのか？ なぜ天は私にこんな仕打ちをするのか！？
こんな童謡まで頭に浮かんできた。 ～♪かあさんが～蛇の目でお迎え嬉し～いな～ もしかしたらもう２度と母親に会う事も出来ないかもしれない。
だんだん雨は強くなり、雨で前が良く見えないのか涙で見えないのか、はたまた顔を流れる水は雨なのか涙なのか、それすらもわからないまま歩き続けた。
市街地には人が住んでいるはずなのに、人っ子ひとりいないし誰ともすれ違わない。
ここはどこなんだ？
なぜ誰もいないんだ？ だんだん心細くなり、もしかしたらこのまま二度と家族には会えないかもしれない。もうだめかもしれない。 っと思うと悲しみも去り、ほぼ放心状態でその辺りを彷徨（さまよ）っていた。
六
前から初老の男性が自転車に乗ってやってくるのが見えた。 ようやく道が聞ける。助かった！ しかも顔を見ると良い人っぽい。 まあ、困った時に手を差し伸べてくれる人は誰もが観音様のように見えるのかも知れ無いが、でも善人のような気がしたので道を聞こうと思った。
するとその老人は、片手に持った傘をこちらにさし出して言った 「どうした？こんな所で。 ずぶぬれじゃあ風邪をひく さあ傘の中に入りなさい。」
やはり善人のようだ。この人ならもしかしたら家まで連れて行ってくれるかもしれない。
その老人は言った。 「さあ、私と一緒に行こう。」 もしかしたらこの老人は自分の事を知っているのかもしれない。こちらが覚えて無くても特に年上の人は自分を知っている事はよくある。
これぞ天の恵み。 我は天に見放されていなかった！！ 喜びと家族に会える期待、そして苦痛からの開放で一気に疲れが吹き飛んだ。 もうこれで生きて帰る事ができる。 また昨日までのように楽しい生活が戻ってくると思うと嬉しくて仕方が無かった。
そして暫く歩いた後、見覚えの有る場所にたどり着いた。
そう。 あの緑の鉄格子でできた、門の所に
さきほどの大女が、のしのしやってきて言った。「まあ、どこにも見当たらないし門が開いていたからびっくりしちゃった。」
初老の男性 「この子の着ているスモッグがここの保育園のだから、たぶんここの園児じゃろうと思って事故にでもあってはいかんでなあ。しかもずぶ濡れだ。」
痩せ型の女性 「園長先生、良かったですね見つかって。一時はどうなるかと思いましたー。」
絶望と落胆に打ち拉（ひし）がれ気が遠くなりかけた
２才１０ヶ月の頃の思い出
平成３１年 ３月１４日
結婚するまでほぼほぼ料理をしなかったのでなんかワンパターンの料理になっているので
助かります。実は、じゃがいも、にんじん、たまねぎの買い置きをしてたのですが
カレー、シチュー、肉じゃが、ジャーマンポテトぐらいしか思いつかなくて(-_-;)
主人には可哀想なことをしているなと反省しております。
クックパッドで調べたりしてるのですが、簡単に作れるものしか目がいかなくて。
なのでこうして色々と教えてくださるので助かります。
いつも本当にありがとうございます(*^_^*)
酢飯レシピありがとうございます(*^_^*)
ゆずですね！しっかりと覚えておきますね(^_-)-☆
秘伝の酢飯の作り方を教えてくださってありがとう(*^_^*)
丁寧な説明ですごく分かり易かったです(^_-)-☆
これなら料理が苦手な私でもできそうですｗ
いつも温かく優しく接してくださって感謝しております！
今後共よろしくお願いいたします(*^_^*)
それから監視の目がきつくなり・・・ってか、それからある先生がいつも母親のようについてくれるようになり比較的安心して過ごせた記憶があります。 そして保育園の頃は色んな事がありました。
その後も色々ありましたがｗ
又、思い出したら日記にあげておきます。（＾＾）ｂ
ありおりはべりさん＞ （＾＾； 文章だけで心臓発作などの殺人が出来たなら完全犯罪ですね。ｗ
そうですね。保育園の建物の配置やジャングルジム（骨組みだけの構築物）滑り台、砂場や窓の木枠の色など結構覚えています。今はその保育園は場所が移転して影も形もありませんが
その保育園の中で、もう一人だけ自分と同じ分類の園児がいた事を覚えています。その男の子はある日自分にこう言いました。「お前だけだな。この中で分かってるやつは。」っと。 自分もうすうす感じてはいましたが、その言葉はすぐに理解できました。 ５～６才くらいの時です。（＾＿＾）ｂ
まあ幼稚園児は不可解な行動を取ると言うか経験値上昇中と言うか
大女（；^ω^）園長先生もなかなか大変そうです。
幼稚園に行くとホームシックになる子は自分の回りにもいましたね～
自分などは根が薄情なのか？幼稚園時代のことなどほとんど覚えていません。
りょうちん〇さんの回想録を文章で遊んでしまうとホラー調にもなるのは
なかなか面白かったです。
ただ心臓にはちょっと悪いかな（；^ω^）不整脈が＞＜
それでは～
生まれたばかりの頃は皆そのような能力があり、大人になるにつれて薄くなって行くのでしょうか？＃＾＾）
ちなみに友人Ｈ君は、飲みすぎると意識が無くなり国道の縁石を枕にして寝ちゃうのでとっても危険ですｗｗ
香織さん＞ そうです実体験です。 なので自分の子供を保育園に預ける時は抵抗がありました。（＾＿＾；
しかし、当時かみさんは市の職員で技師が足りないから子供の預け先確保したので働いて欲しいと言われ、産休後１歳の時から預けるはめになり、子供はとてもかわいそうでした。＃＾＾）
現在、本人（子供）は覚えているかどうか分かりませんが・・・ｗｗ
このオチは凄いですね～！！
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って、りょうちんさんの実体験（記憶？）ですか？
うちの娘は、向かいのおばあさんが無くなった日、室内を移動している女性を
見たそうで、その翌日亡くなったことを知らされ、驚きました。
その後も数日、うちに来ていたようで、名前まで娘は知っているんです^^;
今はそんな体験は無くなっているかもしれませんが、娘は１～２歳の時に
妻の実家のお婆さんが亡くなって、葬儀を経験していました。
幼いときに身近な人がなくなると霊感が強くなるというのも聞いたことがあります。
また、オレもよく夢遊病で、夜中にフラフラと国道まで歩いて行ったとか。
盆に霊を迎える場所が近くにあるんですが、その付近まで歩いていたようです。
いつからか、そんな経験しなくなり、記憶もなくなりましたが、親が憶えているので
話しだけ聞いてます。まだまだ、世の中には科学で証明できない事柄が沢山ありますね^^
人間と云う生き物には感情があり、自分もそれに無意識に操られているのでこれまた厄介ではありますね。
しかし、その感情のメカニズムなど知りたい事が無くなったら、この世での楽しみは無くなるのか？
それは全部知ってみないと分かりませんが、その前に死ぬかな？ （爆笑）
ねこっとさん＞ 百貫デ”ブって昔はよく言いましたよね。ウィキでいけば１貫＝３．７５ｋｇなので３７５ｋｇ？ （＾＾； おすもうさん並みの大きさと云う事なのでしょう。ｗｗ
子供から見た大人は、それくらい大きく見えましたよねー。保育園の先生の顔は下から見上げた記憶しかありません。ｗｗ
イヌリンさん＞ はい。乳飲み子から１才前半くらいまでは言葉がしゃべれないのに、母親は理解してくれたので、おなかがすいたとか痛いとか思っただけで意思が通じた（実際は泣いたりで察知してくれてた）ので、それがテレパシーだと思ってたのかもしれません。
実際今でも、人間は言葉を介さないと意思の疎通が出来ないのでめちゃくちゃ不便だと感じています。ｗｗ
ま、余計な事まで分かっちゃうとエロい事考えてるがバレるとこれまたまずいですが・・・（＾＿＾；ｗ
しかし、記憶のメカニズムは歳をとってからの事より若い頃の方を良く覚えているので、脳のどこかの領域に記憶されているのかもしれませんね。
ＭＣ２０２さん＞ 当時は全ての物が大きく見えて、ってか自分が小さかったんですよね。
まあしかし、大阪名物の方は今見ても大きいかもしれませんね。 いや、失礼！ （＝＾＿＾；）ｗｗ
2歳というのはすごいですね。
ぼくはその頃の記憶なんて芥子粒ほどにもないような・・・w
そういえば百貫ってどのくらいの重さなんだ・・・
実はまだ脱出できていないとか。
架空のお話かと思って読んでいました。
こんなに細部まで覚えているのもすごいですね。
自分の小さい頃の記憶は～記憶か夢かごっちゃになっています(;'∀')
かわりにチップを埋め込まれたのでは！
身体のどこかに怪しい傷はありませんか？
幼いころの記憶なので捻じれた思い出になってるのかも、
実はグレイにさらわれて宇宙船に連れられたとか！
←X－ファイル好きなのでそんなふうに想像を飛ばしてみました＾＾；
でも雨にカサとか言ってるし人間かぁ、とか本読みの目線で読み誤ってたｗ
でもそんなしっかり２歳当時の記憶が残ってるんですね！
子どもも小さい頃はお腹の中にいた頃の記憶を語ることがあるとは聞くけれど、長じるに連れて忘れていくとか。
当時乗っていた白いＮ３６０に強制的に乗せられて連行され、真面目に殺されて食われるかもしれないと思いましたよ。（爆笑）何の説明も無しでしたからね。
昨日までは、家で母親に守られて何の心配もなしに生きていたのに、いきなりフェンスで囲まれた収容所ですからね（＾＾；
じゅんさん＞ さすがに前世の記憶はありませんがｗ たぶん１歳の後半くらいから覚えています。小さい頃は目がよくなかったようで近くの物はクッキリ鮮明な記憶がありますが、遠い物や場所の記憶はぼやけています。＃＾＾）
そしてデパートや色んな場所で、瞬間移動（一瞬で消える）する人間がよくいた記憶もあります。 あの人達は本当にそこにいたのか良く分かりませんがｗｗ 今でも接触してくる人？がたまにいます。
普通にしゃべって足もあるので見分けがつきません（＾＿＾；
オレは・・・小学校３～４年生頃からの記憶がうっすら憶えている
程度。写真を見ればなんとか思い出せますが^^;
すごい記憶ですね。(@_@)