桜餅と鶯餅
- カテゴリ:日記
- 2019/03/20 00:40:18
春になると思い出すことがあります。
まだ10代のころ、2月の下旬から3月にかけて短期のアルバイトをしました。
仕事は製菓工場での、桜餅と鶯餅の製造とパック詰めです。
10日間ほどの短期のアルバイトでした。
ベルトコンベアに並んだ桜餅に葉っぱを巻いたり、鶯餅を詰めたり・・、繁忙期につき、慣れている社員の方も四苦八苦するほどの仕事量で、みんなクタクタになっていました。
短期アルバイトの中には流れ作業が苦痛な人もいて、午前中、不機嫌になり怒り出したと思ったら、午後には仕事を辞めて帰宅する人が出るくらい、どんなに簡単に見える仕事でも、向き不向きがあることを思い知った10日間でもありました。
私は、鶯餅のパック詰めをしていたのですが、できたての鶯餅は粉が沢山ついていて気が付くと、顔も体も緑の粉まみれに。
一緒にアルバイトをしていた人とお互いに笑いあったりしていました。
印象に残っているのは休憩時間、ほかのアルバイトの人との会話です。
ちょうど年度が変わる時期の短期アルバイトなので、色んな方がいました。
4月から東京の大学に行くので、その間にちょっとお小遣い稼ぎをしている人は、夢いっぱいに東京の話をしていました。
また4月から田舎で中学校の教師になるという人は、教師という仕事や行ったこともない田舎での一人暮らしに不安を覚え、鬱々としていました。
さらに、近所の主婦と思われる派手な化粧をした方はパチンコ屋の話をしていました(笑)。
こんな感じで、色んな人と10日間だけ同じ職場で過ごし、そのあと二度と再び会うことはありませんでした。
ときどき、桜餅や鶯餅を見ると、「あの人たち、あの後どうなったのかな?」と思い出します。こんなに印象に残っている10日間ってそうそうないです。
あの時は、こんな風に思い出になるなんて考えもしなかったですし、特別、楽しかったわけでもないのに不思議です(笑)。
ちなみに私はアルバイトで得たお金を、人生初のコンタクトレンズと化粧道具の購入に使いました^^
コメントありがとうございます。
桜餅って、姿形がかわいいですよね。
私の思い出そのものは地味なんですが・・、思い出があるって良いことなのかもしれないですね。
やはり 印象不快食べ物があるといいのだけど 缶ジュースくらいしかないなぁ・・・
コメントありがとうございます。
桜餅や鶯餅を食べると、やっぱり粉まみれになった工場のことを思い出します(笑)。
まさに一生の思い出になりました。
コメントありがとうございます。
mari-naさんはご家族で仕事をされてきたんですね。
同じ場所で仕事を続けるって大変なことだと思いますし、本当に尊敬します。
私はアルバイトや派遣での仕事を色々やってきましたが、本音はずっと一つの仕事を続けたかったです。
アルバイトの良かったところは色んな人と出会えることですね。あと、色んな業界で色んな仕事を経験できることでしょうか。
でも、やっぱり一つのことを続けていくのは憧れです^^
コメントありがとうございます。
学生のころのアルバイトって、何もかもが新鮮でしたよね。
人脈が増えていったのはきっとkiriさんが良い人だったからですね^^
コメントありがとうございます。
お子さんに手作りの桜餅を作っていたんですね。
きっと良い思い出になっているでしょうね^^
春になると思い出す一生の思い出ですね☆彡
みくあさんは毎年桜餅とうぐいす餅は想い出に浸りながら食べるのでしょうか?(#^^#)
そういう思い出が有るというのは、良いですね。
私は、バイト経験皆無なのです。里は、会社でしたから其のまま務めましたし、嫁ぎ先は、
嫁いでから数か月で会社になりましたので それもそのまま。
少しは、やってみたい気が有りますね。今でも。
東京に出たばっかりの頃で学校以外に知り合いもいなくて、ってときにアルバイトをして知り合いが増えていくのがうれしかった記憶があります^^
今どうしているかなあってときどき思い出すのも懐かしいですね^^