将来AM放送はなくなる?
- カテゴリ:ニュース
- 2019/03/28 00:47:18
民放連がAMのFM転換容認を要請 総務省有識者会議で表明 (産経ニュース)
https://www.sankei.com/politics/news/190327/plt1903270019-n1.html
https://www.sankei.com/politics/news/190327/plt1903270019-n1.html
夜遅くなると、電離層の関係で遠方のAM放送局も聞く事が出来たので、中学・高校の頃は、
ラジオ大阪OBCやMBSラジオをよく聞いてましたね。
今も車での移動中にラジオ聞きますが、在京AM局や地元のFM局を聞いてます。
今はインターネットの普及等でラジオそのものへの関心が低下してるので、AMからFM放送
への転換で、聴取率がアップし、広告収入が増えて放送局の収益が改善するとは単純にいかない
と思うのです。
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http://www.garbagenews.net/archives/2095177.html
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ニュースは情報を伝える事を目的にしている為、誰が記事を読んでも同じ情報を得る事が出来なければいけません。
価値観や知識の違う人々が同じニュース記事を読み、10人読んで複数の受け止め方、解釈の違いがあるようだと、情報伝達の手段として全然ダメだと思うのです。
また、記事について「こう言ってるに違いない」とか解釈しだすと、記者が伝えたかった事が正しく伝わらなくなる恐れがあります。
ですから、私はニュース記事を読む時は余計な解釈を入れず、書かれた文章をそのまま読んで情報として受け入れてます。そのうえで、疑問に思ったり、興味がある事があれば調べたりしています。
>今はインターネットの普及等でラジオそのものへの関心が低下してるので、AMからFM放送
>への転換で、聴取率がアップし、広告収入が増えて放送局の収益が改善するとは単純にいかない
>と思うのです。
ですが、このコメントは、AM,FM問わず深刻なラジオ離れが続き、今後の収益も先細りで設備投資もままならない中、FM放送への転嫁で、聴取率や広告収入は改善するのだろうかという趣旨で書きました。
ラジオ離れで今後も広告収入が減る可能性が高い状況があるので、FM転嫁で設備投資は削減できても、聴取率が下がり広告収入が減る一方では、将来事業として成り立たなくなる恐れがあるので、私が気にしたのは将来の広告収入確保とその為の聴取率確保です。
ですから、他の意味で読んでいたとすれば、それはコメントの受け止め方や解釈の違い、コメントの前提となる産経記事の受け止め方、解釈の違いなのかもしれません。
書き手と読み手の文章の解釈の違いがあるとすれば、今後の参考にさせていただきます。
>FM補完放送「ワイドFM」に現状のAM放送を一本化できる制度の整備を求めた。
とあるように、先にワイドFMが存在しそれは2015年から始まって居ます。
聴取率の向上の効果があれば既に享受した上でのこの記事です。
広告の有効範囲外に届くが本来届けたい地域にAM波で発生している難聴対策やそれに伴う災害対策として、対象エリアできちんと受信できるようにするためのFM補完放送をそっちだけにしてもいいかな?という話ですから「聴取者は減りこそすれ増える要素は一文字も無い」のは自明です。設備のコストもFMの方が安価です。またこれらの帯域にはVHFの一部帯域だった場所が割り当てられていますので、テレビの音声が受信出来たような古い機器か、対応品として受信できるように設計されたFMラジオで無ければ受信要件を満たしません。
記事の中心であるコストを削減したいという意向だけ読み飛ばしたという以外に整合する答えが見つからなかったのでそれが存在すれば申し訳ないのですが指摘を加味してなお「その疑問の存在する余地は対象の資料を基準にした場合に」見つけられなかったのでああいうコメントになっているので、思われてるほどは雑に読んで物は言ってないつもりですが私の頭が悪いだけですかね?
通勤の車の中で聞いてたりするし
AMラジオが無くなるのは少し寂しいかもー
産経の記事にもありますが、AM放送局が設備投資が出来ない原因に、ラジオ離れによる収益悪化があるので、FMに転嫁したらラジオ離れが食い止められ、広告収入が増えて経営状況が良くなるのか疑問を呈しました。
現行の設備が利用できるうちはいいですが永遠に同じ設備が使えるわけではなく老朽化すれば更新の必要があり現行の収益ではその更新のコストをその先のために負担するのが厳しいので出来たら止めさせてくれないかな?という話です。
同様のことは交換部材の在庫等の都合や加入者の数から電話回線でも起きようとしています。
次の10年が維持できることに自信があるのなら今までどおり投資と更新によって維持されてきた施設が更新する金あるの?とか更新した後次の更新までこれやってる?という問題が出るところまで厳しいということです。
Radikoなどはタイムフリー等によってリアルタイムに聴取しないといけないという不便さに対しての答えや工夫と言えますが、インターネット網にはWebラジオという既存の競合コンテンツがあり、行き着くところは競合するコンテンツに対してどれだけの魅力や訴求力を持てるかということと収益の構造について進化、変化が求められています。
聴取者/視聴者は自分が負担しないコストに無関心ですからね。
基本無料のオンラインゲームが消えていくのも結局は収益に対して維持費である回線周りやレスポンス等の投資、維持が収益とのバランスを崩し運営し続けるだけ赤字が増えていくことにあります。
人気やユーザー数は多くても終了してしまうことが先日決まったゲームなんかも収益の改善まで維持するにはなまじユーザーが居るだけにコストがかさみバランスが悪いことが一つの要因だったりします。