桜餅
- カテゴリ:グルメ
- 2019/03/28 07:13:56
東京では桜が満開になりました。職場はビルの13階にあり、窓から桜並木を見ることができます。朝は花見に早いかなと思っていましたが、昼には一斉に花開いていました。
桜は、「梅は咲いたか、桜はまだか」と冬の終わり、春の訪れを告げてくれるとともに、別れと出会いの季節の象徴として、文化や生活に欠かせないものになっていますが、奈良時代は、桜はマイナーな存在。
「万葉集」で詠まれた花で一番多いのは萩。次は梅。桜は8番目。まだまだ、中国文化の受け入れの時代。平安前期の「古今和歌集」になると桜が中心。日本独自の文化が浸透し、花といへば桜となってきます。
その頃眺めていたのは、山桜。染井吉野は、江戸時代に駒込染井の植木屋から広まったと言われ、エドヒガンとオオシマザクラの雑種。染井吉野同士では実をつけることができません。接ぎ木によるクローンで同じ遺伝子。個性がないので、一斉に咲き、一斉に散ります。
さて、桜餅と言えばどっち?
桜餅には江戸を発祥とする薄皮がロール状の「長命寺」と大阪を発祥とするぼた餅状の「道明寺」があります。
「長命寺」は、享保2年(1717年)、桜の名勝として知られた江戸向島の「長明寺」で、売り出されたものと言われています。小麦粉を焼いた薄皮で餡を包み、桜の葉で包まれています。
「道明寺」は、大阪府藤井寺にある道明寺で、そこの尼僧が作った、もち米を蒸して乾燥させて挽いた乾飯(ほしいい)が有名になり、その粉(道明寺粉)で作られています。
餅を包む桜葉漬けの葉っぱは、オオシマザクラの葉。伊豆の松崎町で7割が生産されています。西風が強い伊豆では、松や桜しか育たなかった。それを小田原の商人が目をつけて、桜の葉を塩漬にしました。
四国出身なので、桜餅と言えば、ピンク色のぼた餅「道明寺」派。北海道の生活も長くて、てっきり、北海道は「長命寺」派だと思っていたら、「道明寺」派だという意見もありました。
昨日、仕事帰りによった高円寺のスーパーには、「道明寺」しか置いていませんでした。東京なのに「道明寺」?。今、頭の中で、桜餅の勢力分布図が混乱しています。
ちなみに、「どん兵衛」の出汁の関西風と関東風の境界は「関ケ原」。日清の社員がこだまに乗り一駅ごとに降りて、うどん屋をたずね、出汁が関西風か関東風かを確かめて、販売先の境界を決めました。
ゴールデンウィークの10連休は、一駅ごとに降りて桜餅の分布を確かめることにしよう。しかし、柏餅しか売ってないかもしれない。
道明寺の近くに住んでおられたのですね。ということは、近鉄ファンですね。
確かに子供の頃は、レーズンパンのレーズンをとって食べていました。羊羹やお饅頭も、そんなに美味しいと思いませんでした。クッキーやケーキのほうが美味しいと思っていました。今は、餡子の甘さは奥が深いですね。餡子こそ、和菓子職人の腕の見せ所です。最近は、和菓子屋さんも自宅で作る過程も減りましたね。蒸籠や蒸し器のない家庭も多いと思います。今度、饅頭を作ってみましょう。
その日清の社員さんも凄いけど、一応お仕事だしね~~~^^;
ソメイヨシノの成り立ちがよくわかりました、有難うございます^^
実はわたくし、遥か昔に道明寺の近くに住んでいました^^;
親友の一人も元々の道明寺地元民で親や親戚はその辺り密着の方々だった様に
記憶しています。(今は、もう実家諸共別の所に引越ししてしまいましたが)
住んでいた頃は道明寺粉で有名なお寺位しか認識のない私で、結婚式できるんだぁ、
夜はライトアップしてるから夜桜見物に行こ~(現在は多分やってないかな?)、位の
ゆる~い感じで住んでいました^^;まぁ、歴史はあるのかな、とは思いつつも。。。
駅も商店街もホントに小さくて、土着の方々が多く、私はあまり買い物とかも
そちらへは行かず、隣町の大きな所へ出向いていたので住んでいるといっても
あまりそういう感覚はなかったです、家も少し離れた場所にありましたし。
桜餅、私は勿論道明寺派ですが、子供の頃はどうもこの桜餅が苦手でした。。。
桜餅というよりおはぎとかもそうですが、甘いお菓子にお米を使っていると
いうのが、どうも子供心に納得がいかず。。。
中国の八宝飯や西洋のライスプディングとかあらゆる甘いお米を使ったお菓子に
拒否反応が。。。お陰でターメリックライスのレーズンや、酢豚のパイナップル
とかにまで拒否反応を示すようになって==
でも、大人になって味覚が変わり、おはぎはまだちょっと苦手ですが、
和生菓子に使われている道明寺粉は全然平気になりました。
よって桜餅も大好きになり、あの桜の葉の塩漬けと一緒に食べる桜餅は最高です^^
そしてチーズに蜂蜜かけたり、生ハムにメロンとか、色々な煮込み料理にジャムを
使ったりも進んでするようになりました………大人になるって凄い事なんですね(笑)
しょっぱ甘いのが絶妙ですね。子供の頃は葉っぱが上手にはがせなくて嫌でしたが、今は丸ごと、パクっと食べています。餡子はお茶とあいますね。
みゅうさん
タラコと白滝は購入しました。いつでも作れる状態で待機中です。後は絹サヤを手に入れます。大量に作ってしまった豆乳鍋が無くなったら作ります。タラコをそのまま食べる誘惑にもかられています。
リンゴさん
疲れているときは甘いものですね。糖分が減ると脳みそが活動をさぼろうとして眠たくなっちゃうので、餡子で補給してください。
ゆみさん
西日本&北海道は道明寺という結論が出つつあります。福岡の桜と言えば、小倉城や久留米城跡の桜を一度見てみたいです。
たまちゃん
サヌカイト(讃岐石)はカンカン石と呼ばれて、叩くと澄んだ高い音が聞こえます。五色台付近で採れますが、遠足で連れていかれて、こんな石見てもちっとも楽しくないわとちっちゃな頃、思っていました。
柏餅は、こし餡と粒餡しかないと思っていました。味噌餡は関東と京都なんですね。mさんは京都の文化圏ということですね。粒餡が好きです。
環謝さん
最近まで葉っぱは外して食べていました。今でも葉脈の太い部分(軸)はとろうかなと思ってしまいます。葉っぱの塩漬けに時間がかかっているのを知って、残さず食べようと思っています。
アリスさん
葛飾に住んでいた頃に毎週、浅草にジョギングに行っていたので、お店の前も通ったことがあります。しかし、ジョギング中なので入ったことがありませんでした。行ってみます。
yonaさん
僕も北海道生活がかなり長いのですが、スーパーに両方売っているような記憶があります。知人は長命寺派で、僕は、え~それ、餅じゃないっしょと言っていました。
ゆりかちゃん
面白いお母さんですね。きっと、お母さんにとっては、柏餅も記憶にありませんね。笹団子愛を感じます。僕も、香川には蕎麦屋もラーメン屋も記憶がないと答えるようにします。
みゅうさん
旦那さんとお友達になれそうな気がします。そうだ、今日、コンビニで酒饅頭を買っていたのを忘れていました。しかし、さっき、スフレプリンを食べたので、明日、食べるようにします。
寧々子さん
無印の桜饅頭、桜の葉が皮に練り込まれているんですね。それは、餅じゃなくて、饅頭ですね。まあ、饅頭も美味しいから、いいですね。季節を感じられたらそれで充分。
みーぴこさん
こちらで、うどんを食べて一番気になるのはネギなのです。こちらでは、長ネギですが、四国では万能ねぎ・小葱になります。緑色ですね。確かに、道明寺はべたつきますね。江戸は上品に長命寺なのかな。
ありすさん
ご指摘、ありがとうございます。直しました。
さなちゃん
子供向きの味じゃないよね。桜の葉の塩漬けは、昆布茶とかと同じで渋い好みですね。そのしょっぱさと甘さのハーモニーが分かるのは大人の味覚です。
Cherryさん
江戸の文化圏なのですね。連休中は飛行機も宿も一杯みたいですね。しかし、空きはどこかにあるはずです。素泊まりできる、お遍路さん用のお宿もあるはずです。うどんは欠かさずに食べてください。
yonaさん
間違っていてすいませんでした。
でもその桜餅を「長命寺」と呼ぶんだ~!と今回初めて知りましたよw
話変わって、東京文化会館の小ホールのロビーに飾ってあるサヌカイトを見ました。
今までずっとあったんだろうけど、全然気づかなかった!
沖人さんの讃岐うどん愛が、気づかせてくれたようです^^
疲れてるのかな、食べたくなりました。
桜が綺麗に咲きだして春の景色を彩っています。
癒される(*'▽')
糸こんにゃく(白滝)とたらこの和え物
糸こんにゃくを湯がき水気を切りたらこは皮目に包丁で切り中身を取だし
白滝は適当に切る
白滝とたらこを混ぜマヨーネーズで和える味付け不要(ピンク色に)絹サヤの塩湯がきを添える
保存食でわ有りません美味しいうちに召し上がれ
ややこしい書き方で分からない事が有れば聞いてくださいね
あの桜の葉ごと食べないと満足しません(^_^)v
食べ慣れてないので、まったくわかりませんでした。
失礼しました。
コメはそのままでよいでしょうか。
桜餅は長命寺派です。道明寺知りませんでした。テレビではじめてみました。
5月連休、四国旅行を思いついたのですが宿全然空いてないですね。
超出遅れました。
計画つくり挫折しそうです。
さすが、仕事が早いですね( ´艸`)ムププ
桜餅は大人の食べ物ってイメージがありました・・・w
お寺さんの名前なのでよろしくお願いいたします。
私はず~と神奈川県ですが・・・
子供の頃は 「桜餅」と言えば こしあんの長明寺 でした。
それは 和菓子屋さんでもスーパーでもw
それこそ 節分の恵方巻も聴いたこともない頃です。
それが・・・
ある時、桜の葉のついた一風変わった桜餅を店先で見かけました。
中はつぶあんで外はプチプチして素手では持ちにくそうなピンクの和菓子
それが道明寺でした。
そしてここ数年、気が付けば道明寺の方が多く目につくようになりました。
恵方巻と同じでどんどん関東に広がってきて・・・今や当たり前になりつつありますね~
まぁ~私はあの桜葉漬の香りが苦手で食べられないんですけどね^^;
追伸・・・お蕎麦に居れる長ネギの刻みは・・・
東はネギの白、西はネギの青 だそうですが
調べてみると やっぱり関が原が堺だそうです
ちょうど白と青が半々に入るらしいですよぉ~^^
ぜひお試しを
桜餅は探すのに大変かと思いますがたまに見かけるとつい買ってしまいます
旦那様が甘党でお饅頭屋さんと直ぐに仲良しになります
此の所は苺大福に凝っています
沖人さん知識が凄い勉強になります私賢くなりましたありがとうございます
職場から桜並木が見れるなんて、羨ましいです^^
沖人さんは、和歌にも詳しいですね。
桜が8番目?昔は知名度が低かったのでしょうか。
調べてみたら、桜が庶民にまで広まったのは江戸時代。
徳川吉宗の都市計画の一環として桜が植えられたとか。
秀吉の醍醐の花見が有名ですが、庶民にはまだまだ敷居が高かったようですね~。
うちの近所の和菓子屋さんには、長明寺も道明寺もどちらの桜餅もありました。
私は長明寺のほうが好きかもですv
新潟生まれの母に、新潟はどうだったのか聞いてみたら、笹団子しか記憶にないと言われちゃいました。
ごめんなさい^^;
物流が発達しすぎて、勢力分布図も変化しているのでしょうか?
関ケ原は、どん兵衛にとっても天下分け目みたいですね。
一駅ごとに降りて確認ですか?桜餅にかける探求心がすごいです!
頑張ってくださいね~(*^^*)
どっちもおいしいと思うのですが、やっぱり子供のころから食べてた道明寺に愛着があります。
沖人さん!隅田川にかかっている言問橋をご存知ですか?橋の浅草寄りに言問い団子があるのです。そのお団子が大好きでね!さらし餡で上品な甘さ、形。この世の終わり?私自身の最後の食事時に言問い団子を所望しております。機会がありましたら是非食べてみてくださいね(o^―^o)ニコ
長命寺の桜餅、言問い団子は昔から安いものではありませんでした。父が折につけおみや(お土産)として買ってきてくれたこと、嫁いでからも買ってきたから取りにおいでと言ってくれたこと!今思うと涙が出るくらい嬉しいことでした(o^―^o)ニコ長命寺の桜餅は大好きな父を思い出しました。今日は母の命日。何か美味しいもの作ろうと!(#^.^#)
長命寺の桜餅は1年中売っておりますので、皆さん食べに来てくださいね(*^-^*)
昔、この塩漬けの葉も食べられると言うと、子供がびっくりしていましたねぇ(´∀`=)
GW……1駅ずつ降りて桜餅のリポートされるんですか?楽しみにしてます♪
私はほぼ仕事だと思われます(●´ω`●)
柏餅の「味噌餡」は・・・好きじゃありません。