Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


一人


昨夜の夢は途中で途切れた
まるで私に考えろうというように
でもどうすればいいの
あなたの心が分からなくなった
行ってしまったあなたの事など


長かった春
いくつもの季節をまたいで
今年はどこに見に行こう
大木のあるあそこにしようか
こんな会話も今年はなかった


何時から決めていたんだろう
何をしたかったんだろう
新しい人ができたんだろうか
私を傷つけまいとして
桜場を選んだのだろうか


そんなことは考えてなくてくれればいい
でももうあなたの私じゃない
あなただけは特別だと思っていたのに
それは私の一人芝居
元気でいてくれればそれでいい


もう冷めてしまったんだろうか
私との思い出なんて
私はどうなんだろう
この重い想い出を引きずっていかなければならないのだろうか
もう消えてなくなりたい


あなたがいない
この桜の季節に
あなたがいない
この温かな風の中に
あなたがいない




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