<新番組>特捜9 season2 感...
- カテゴリ:テレビ
- 2019/04/12 16:41:24
<新番組>特捜9 season2 第1話「特捜班 新たなる事件」
テレビ朝日 水曜夜9時~
▼どんな作品?
シーズン12まで続いた前作「警視庁捜査一課9係」の続編に当たる刑事ドラマの第2弾。
前作の主人公だった加納を失い(ドラマの設定では生きていることになってますが)、
新たに浅輪を主人公とし、新メンバー・新藤を加えて、部署も新設されスタートしたのが去年。
今作ではそのシーズン1をほぼ踏襲しています。
▼前作との違い
上記のようにシーズン1との違いはほぼないのだけれど、刑事部長が別の人物になりました。
前期は清水章吾が演じてましたが、実は9係時代はシーズン1~3に誠直也が
刑事部長として登場しましたけど、それ以降刑事部長は一切出てこなかったようで、
前期で刑事部長の久々の出演となったようです。
そして今期の刑事部長は、官僚やらせたら5本の指に入るんじゃないかってくらい、
よくお偉いさんを演じている飯田基祐。
どうやら勝手に捜査を始めてしまう特捜9を、目の仇にしている、
主人公たちのアンチテーゼとしての登場みたいです。
まぁ9係時代から、命令を受けていないのに勝手に捜査する、
捜査会議には出ない、警視庁を超越した存在ですからねw
ちなみに捜査一課をまとめているはずの一課長の出演は、9係時代を通じ、一切ないようです。
つまり特捜9に警察のリアルを追求してはダメってことですw
▼パーティ会場爆発事件
今回は、とある人物のバースデイパーティの会場で、爆発騒ぎが起きるというお話でした。
それぞれ爆発を目撃した特捜9のコンビたちは、それぞれ容疑者を追い詰め、逮捕します。
しかし彼らはネットで知り合った顔も知らない人物に命じられて、
それぞれは特に犯罪めいたことをしたわけではなく、全貌は知らされていませんでした。
具体的には、会場の換気扇を止める、会場に誕生日ケーキを届ける、
中に紙ふぶきが入った風船を会場に運ぶ、この3つ。
そして現場に落ちていた溶けかかったライターから、何があったかは分かりました。
後は真犯人を見つけるだけなのですが、ここで浅輪と新藤が捜査方針で仲違い。
新藤は浅輪の行き当たりばったりの捜査手法に嫌気がさし、単独で捜査を始めますが、
そこで浅輪が行方不明になってしまいます。
浅輪は真犯人に拉致されたのですが、特捜班の面々は逮捕した容疑者たちから
浅輪が監禁されてそうな場所を聞き出し、新藤と青柳、矢沢の3人が急行します。
ですがあまりの山奥で、年寄り2人は脱落w
浅輪は新藤により救出されるのですが、今度は新藤が爆発に巻き込まれてしまいます。
スペシャルでも死にかけたのに、また死ぬ死ぬ詐欺なの?と思ってたら、やっぱり生きてましたw
▼疑問点
大きな疑問点は2つあります。
真犯人は、自分が恨んでいる弁護士だけ殺せばいいでしょうに、
何故別人のパーティの席上での犯行を目論んだのか。
掃除のおばちゃんが巻き込まれないよう追い出したのに、他の人は巻き込まれてもよかったんですね。
弁護士がケーキのキャンドルに火を点ける時、他の人もそばにいる可能性はありますし、
まさか出席者全員に恨みがあるとは思えないですし。
そのへんちょっと真犯人のキャラがブレてんなと思いました。
また真犯人は結構な年寄りなのに、どうやって浅輪をあんな山奥深くまで連れて行ったのでしょう。
矢沢と青柳が途中で脱落するくらい、険しい山道だったんですよね。
なので気絶した大の大人を運ぶのは、かなり難しい作業だったのではないかと思います。
またどうせ殺すなら、何故そんな山奥まで運んだのでしょう。
猟銃を持っていながら、ガス爆発で殺すなどというまだるっこいことをしたのかも謎。
銃を使いたくなかったのなら、海や湖に放り込んでおしまいでもよかったのではないでしょうか。
そのへんの真犯人の心理がまったく理解できませんでした。
結局仲違いした浅輪と新藤を仲直りさせるための、手の込んだ仕掛けだったのでしょうけど、
それがかえってプロットに無理をきたしてしまったのだと思います。
前半の畳み掛けるような素早い展開が見事だっただけに、最後の出来レースが悔やまれます。
浅輪と新藤の関係が、最初の頃の加納と浅輪の関係を彷彿とさせますよね。
特捜9のいいところは、ほぼ完全に1話完結なので気軽に見れるところですね~
惰性で見てますがもうやめるかも…
と思いつつ毎週録画なので
見るものない時見るでしょう…笑笑