いだてん~東京オリムピック噺~ 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2019/04/29 16:42:57
いだてん~東京オリムピック噺~ 第16回「ベルリンの壁」
NHK 日曜夜8時~
▼播磨屋の2階
今回は、ベルリンに向けてがんばっていた四三のところへスヤが訪ねてくる話と、
第一次世界大戦でベルリンオリンピックの開催が中止になってしまった話、
そして浜松で投獄された朝太が、尊敬する円喬の死を知るお話でした。
まずは四三。
学生でなくなったので、寮を出ることになった四三は、
今回よりピエールに代わり三宅弘城が演じる播磨屋に2階を間借りして住むことになりました。
ちょっと違和感がありますが、ピエール騒動から1ヶ月半、
播磨屋が登場していなかったので、さほどでもないです。
やっぱりちょっとソフトでライトな感じになりましたね。
播磨屋が言うには、2階から見える山は箱根山だそうですが、どう見ても富士山。
てか、箱根山は東京から見えるほど高くはないですよねw
後から来たスヤは阿蘇山?と言ってましたが、彼女の土地勘はどうなっているのでしょう。
綾瀬なら言いそうとか思っちゃいますけどw
そして、なんと向かいの2階には三島家で女中をしていたシマが、女学生として下宿しています。
いやまだ入学してないから浪人生になるのかなw
そして四三が婿入りしたせいで、実家から豊富な仕送りがあり、案外生活には困ってないようです。
ですが四三は、まだ周囲に自分が婿入りしたことを告白できないでいるみたいですねw
そんなに隠し立てすることではないと思うんですけどねぇ。
▼スヤ上京
幾江の計らいで、スヤは四三に報せずに上京しました。
四三は喜ぶかと思いきや、いきなり「帰って」と言い出します。
スヤが嫌いなわけではなく、逆に好きだからこそ、一緒にいると甘えてしまい、堕落してしまう、
そういうことだと思うのですが、スヤはそれを察することができたでしょうか。
少なくとも幾江は察してないですよねw
怒った幾江は金栗家に殴りこみw
実次の怯えようには笑わせてもらいましたw
妻に支えてもらってこそ、見えてくる景色もあると思うのですが…。
ベルリンオリンピックの中止が分かってから、四三は酷く落ち込みます。
彼の落ち込み方を見ていたら、ミーシャの片肺オリンピックを思い出しましたが、
案の定紀行でモスクワオリンピックのことをやってましたね。
スヤは再び四三を訪ねて上京することにするのですが、これからどうなるのでしょう。
次の五輪はベルギーのアントワープオリンピックで、1920年開催です。
今絶好調の四三ももう25歳。
アントワープの時にはアラサーになっているでしょう。
もう四三はオリンピックには出れないのでしょうか。
▼円喬の死
私は、破門になった朝太は東京に帰っているのかと思いきや、浜松でブラブラしていたようですねw
しかし東京に戻ろうと考えていた矢先、無銭飲食ならぬ無銭宿泊で、お縄になってしまいました。
そこで彼は円喬の死を知り、大きなショックを受けます。
思えば旅立つ朝太を円喬が新橋に見送りにきたのが、最期の別れとなったのですね。
牢名主の発言にも影響を受けた朝太は、髪を切り小円朝のところに戻り、噺家として再出発。
しかしあのちゃらんぽらんで噺もあまり上手でない小円朝のところで、どれだけ成長できるのかw
今回は朝太の比重が高かったですね。
前半は四三、後半は田畑が主役ですが、全編を通して志ん生が陰の主役と言えそうです。
▼いつも2人で
オードリー・ヘプバーン主演の映画です。
1組の夫婦の12年間を描いた夫婦愛の映画だったようです。
ということは、四三とスヤの夫婦模様が描かれるのでしょうね。
予告では駅伝がどうとかこうとか。
確かにそれまで競走という概念があまりなかった日本において、
駅伝がこの時代にできたというのは納得ができます。
実際に知り合いかどうかは微妙なところだが。