Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


立ち上がる愛


ぺたりと座り込んだ私に
手を差し伸べてくれたのはあなただった
何も気にせずに
ただその優しい温もりに
私の涙はひいていった


辛かった日は
段々と消えて行って
それはあなたがいてくれたから
いつも微笑んでいてくれたから
私の氷は溶けて行った


つららから氷がしたたり落ちる早さで
私達は心を育んでいった
急がずにゆるやかに
そうだと思っていた
少なくとも私だけは


愛している
愛されている
愛し合っている
言葉はいろいろあるけど


どうしても隠せないものはある
それは心の底にたまった暗闇
私は光を放ったのに
あなたの心には届かなかった
それが ただただ切ない


あなたに届けたい
この心の深さを
あなたは受け取ってくれるだろうか
そんな自信はないけど
あなたに正直になりたい


もう隠したくない
今では肩寄せ合う私達
たとえすくま風が吹き込むとしても
それを止めるだけの力がある
だから私に言って その愛を


いつかまたしゃがみ込むことが来ても
私は一人で立ち上がる
それがあなたの暮れた勇気
そして愛された空気に包まれる
それがあなたの愛の結晶だから




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