[SI162]特捜9
- カテゴリ:テレビ
- 2019/05/02 16:20:19
特捜9 season2 第3話「平成最後の対局」テレビ朝日 水曜夜9時~
今回は、脅迫状が届いた件を小宮山に相談していた女流棋士が、何者かに絞殺された事件でした。
脅迫状には、その棋士・永井知里が目撃したことを口外すれば、宮本マリアと同じように殺すと書かれていたのですが、知里には自分が何を目撃したのかもわからなければ、宮本マリアという人物も心当たりがなかったのです。
そして宮本マリアというキャバ嬢が死体で発見され、その日のうちに知里も殺されてしまいました。
今回の事件は、真犯人は見当がついたものの決定的な証拠がなく、特捜班は真犯人を罠にかけるという卑怯な手で逮捕に漕ぎ着けました。
こういう手法はドラマなどではまま使われますが、さすがに現実で使ったらアウトでしょう。
若い頃ならおもしれーって見てられましたが、年食って余計な知識をつけると、証拠捏造に近いんじゃないのとか、有能な弁護士がついたら裁判でひっくり返されそうとか思っちゃいますねw
あと、小学生の頃からずっと見てきた愛弟子を、棋士生命がかかっているとはいえ、あんなに簡単に殺せるものかなと思いました。
話し合って、もう絶対やらないから見逃してくれ!とか交渉すればよかったのにね。
あとはキャストについてちょっと。
やや出落ち感のあった真犯人役のみのすけは、おんな城主直虎以来久々に見ました。
あと、知里の恋人役の棋士に、仮面ライダーWでアクセルを演じた木ノ本嶺浩。
あれから9年、途中ドラマで見たこともありましたが、何だか昔と雰囲気が変わっていて、昔は神保悟志に似てるなぁと思ってたのですが、顔つきが変わってあまり似てなくなりました。
こないだの科捜研に出た鈴木拓と同じで、見ている最中にあれ?と思ったけどイメージが変わってて確信が持てなくて、エンドロールでやっぱりそうだったのか…と思ったクチです。
第4話「令和最初の事件」
前回と今回、しっかり平成最後と令和最初というキーワードをサブタイに入れてますねw
とはいえ今回描かれたのは、階段から落ちて死んだ元ヤクザの不動産会社社長・二戸部の事件と、30年前に喫茶店のウェイトレスが大量の血痕を残し姿を消した事件が関係してくるというもので、昭和最後と令和最初の事件とでも言うべきでしょうか。
ただし解決してみると両者はさほど関係はありませんでしたね。
二戸部と真犯人がもみあった原因は確かに30年前の事件にありましたが、真犯人は殺そうと思ったわけではなく、いわゆる「はぐれ死」に近いものでした。
「はぐれ死」は結構マイナーな言葉ではが、調べていただければ分かると思いますw
まぁ今回は令和最初の事件よりも、30年前の事件を解決する方がメインだったってことですね。
具体的に言うと、30年前に同棲中の相手の部屋に大量の血痕を残し消えたウェイトレス・古閑晶子の事件について、宗方や猪狩など当時捜査に当たったものの、死体が出てこず立件できなかったというものでしたが、真相はなんと、実は生きていた!というものでしたw
元々借金に苦しめられていた晶子は、同棲相手には偽名を使っていたのですが、晶子が重要な書類を持ち逃げしたと勘違いしていた借金取りの二戸部に殺されそうになり、埋められる直前に意識を取り戻し(恐らく仮死状態だったものと思われ)、そのまま逃げて何とか出産、旅館を転々とながら働き、最後に子供のいない女将に気に入られ養女となり、本名で暮らし続けていたんですね。
しかしまぁあれだけ殴られたり蹴られたり出血したり、挙句に仮死状態になっていたのに、よく子供を無事に出産できたものです。
よほど強かったんでしょうか。
不思議だったのは、喫茶店のマスター・沢田が別の女性と結婚したのは8年前。
晶子が旅館の女将の養女になったのはそれより前だったのではないかと思いますが、何故まったく連絡を取ろうとしなかったのでしょうね。
その頃にはもう借金の問題も片付いていたと思いますが。
あと思ったのは、ゲストが地味w
この枠はゲストが地味でも結構視聴率取るから、問題ないんでしょうかね。