「淡い想い、で」
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/05/05 18:53:49
ちょっとツラそうな顔を見た。
どの辺りの何が。
そんな顔をさせたのか?
分からないなと思った。
もう忘れた。
ちょっと大変そうだなと思った。
何かの時に、あとで。
労ってあげたいな。
と思ったけれど。
忘れてた。
視線を、時折、交わしたり。
すれ違ったりしていたことも。
もう忘れてる。
ぼくの視線。
ぼくの見た記憶には。
きみが映っているけれど。
それと同じくらいより多く。
いろんな人や他の何かも映ってて。
時折、思い浮かんで考える材料になったりする。
君の、ちょっとツラそうな顔を見た。僕は。
淡い想いが、心に満ちた。




























君という存在は確実に認知できる
それはまさしく
君であるからだ