私にとっての母の日
- カテゴリ:日記
- 2019/05/12 14:35:49
何人かの方にはお話しした事がありますが、私は実母ととても折り合いが悪いです。
性格の不一致という感じだけれど夫婦じゃないから離婚ができませんw
ところが、今や老境に入った母を養うべき者は、私しかいないんです。
一人っ子だし、母はすでに離婚をしているからです。
日々母を養っている以上の事はとてもできない……。
そんな私にとっては、世間で騒がしくなる「母の日」「父の日」はちょっと苦々しいものです。
なので、この両日は、「聖母の日」「父なる神と、聖ヨセフに祈る日」と決め手います。
まあ私は、洗礼を受けてはいませんがキリスト教徒なので。
しかし、学問上、聖母というのはたいへん興味深い存在です。
良く知られていますが、聖母子像は、エジプトの女神イシスが幼児ホルスを抱く神像ととてもよく似ています。
キリスト教がローマに布教をしていた当時、ローマではイシス信仰が盛んだったのだそうです。
つまり、人気のある他宗教の女神をぱくったんですね~。
しかし、ぱくってしまった事で、聖書に語られている聖母マリアには、じわじわと、太母信仰が入り交じっていったようです。
そのため、黒い聖母像であるとか、あるいは隠れキリシタンの聖母観音像までできました。
太母とは、要するに豊穣の女神で、有史以前からそのような存在が信仰されていました。
それは、世界中のさまざまな遺跡から掘り出される身ごもった女の像を見ると推察できます。
豊穣の女神には大雑把にいって2種類があります。
つまり、穀物の豊穣を主にになう女神と、
獣(家畜あるいは獲物としての森の獣)の豊穣をになう女神です。
実はどちらも結構怖ろしいんですけれども、
なぜか穀物の豊穣をになう女神の方がより怖ろしいんですよ。
名前をあげてみますね。
インドのカーリー女神。あるいはダーキニー。
エジプトのマアトやバステトなどの女神たち。
ギリシア文化圏のアッティス。
どの女神も血を好みます。
それは「神の酒」と濁されている事もあるし、はっきりと「血」だと言われているものもあります。
彼女らは血に酔いしれて、敵を激しく殺戮します。
その意味では、彼女らは軍神でもあるのです。
こうした軍神の女神はケルトにも何柱かの、ワタリガラスの女神がいます。
しかしこれは、原始の状態からはいささか変質した姿とも言えます。
人類学者のバーバラ・ウォーカーによると、原始、女性が崇められた理由は(みごもった女の像からもわかる通り)「生み出す力」があったからでした。
そしてその力の証明は、大人になった女性が毎月流す血に象徴されていたわけです。
妊娠できる印という事ですね。
実は、女神たちが血と結びつけられたのはここに原点があったのですが、
ふつ~に「血」というと、戦のイメージも連想されてしまいますね。
それで戦女神にされたというのは大きいと思います。
とはいえ……。
大昔、大地に生贄を捧げて(血を撒いて)豊穣を祈る儀式は
長い長い間に変わっていきました。
ほとんどの宗教では、香や花、酒をかわりに捧げるようになったわけです。
そういえば、聖母マリアにもお酒にまつわる話があります。
マリアがイエスをつれて、親族の婚礼に出席した時、どう考えてもワインが足りなくなりそうでした。
そこで、イエスになんとかならないかしら、と相談します。
この時イエスは、水をワインにかえる事で、母の悩みを解決しました。
マリアはきっと、奇蹟を起こしてもらいたかったわけではないと思うのです。
しかしひとり息子としては、母の悩みを完全に解決してあげたかったのでしょう。
思えば、聖母マリアは処女懐胎した、となっています。
つまり、女性としては豊穣ではなかったとも考えられます。
これは神の子の器となるためだったのですが、
イエスはこの時、水をワインに変える事で、
母の豊穣性を返してあげたのではないか、とも私は思うのです。
そうですね~
もし興味がおありならばぜひ!
合っても不思議ではありませんよね。
実際、小説の中でも「他に何人もの連続殺人犯が(云々)」と含みをもたせているんですよ。
殺人鬼、のがいいかな。殺人鬼がいったいどんな隠れ蓑を使っていたのか、というのが非常に秀逸なミステリでした。
別に主人公は元兵士でも景観ですらないのに、瀕死のところまで追い込まれる、アクション小説としてもなかなか凄みがありましたよ。
私の目では、kindle端末だとルーペなしに英文を読むのがかなりつらいので、
翻訳で読んでいますが、多分jijiさんなら英文のが楽しめると思います~。
うさぎさんのその本、すごく面白そう。私はまだ本物のシリアルキラーの本読んでます。今度は父親が出した本を読んでみたいと思っています~
あ~wそうですよねw
自分から言う男はあっても女性ではなさそうです~。
アメリカは凄いですよね……。
つい先日、シリアルキラーを扱ったミステリを一冊読了しました。
なんとそこに登場する殺人者が殺した数、最低でも300人!
30年以上いわたって人を殺していた痕跡を、生物学者が偶然に発見してしまうという話です。
『森の捕食者 生物学者セオ・クレイ』(早川書房)
AV見るって話しですか?私は興味ありませんが、それは人によるのではないでしょうか?女性でも見る方はきっといらっしゃると思いますが、自分から、私AV見るのよ~ とは、おっしゃらないでしょうwww
それだけ、アメリカはその手の犯罪が多かったのだと思います~。
単に幼い子供を相手にする、というだけではなくて、スナッフビデオ(拷問したり殺したりするところを撮影したやつ)なども数多く摘発されたとか……そうなれば社会的な圧力も高まりますよね。
あああああっっと……べ、別に女性が見てもいいんじゃないでしょうか。
気分が盛り上がるかもだし……それともやはり女性はああいうものには興味ないものなんでしょうか。
映画、ゲームだと、流血とか、窃盗・詐欺など犯罪に関わるシーンのあるものも規制されますよね~。
たとえば日本では別に年齢制限がない(なかったと思う)、「グランオートセフト」(だったかな、自動車泥棒のゲーム)とか、「バイオハザード」などの人気ゲームがアメリカでは規制されていると聞きました~。
最近では、コンビニに成人向け雑誌が(ビニールに入ってたり紐掛けすることなく)置いてあるのはいかがなものかーっという意見が海外からあるみたいですね。
でも、日本のお母さんはそもそも子供をそっちへ行かせないように気をつけてますよねえ。
だって子供がそんな雑誌を開いているとこなんて見たことないです。
(興味もないのだと思いますw)
ええ~w
AVのモザイクってそんなとこが発祥だったんですか!
知らなかったなあ……。
あれって海外から来た人には謎のもの、らしいですよね。
見ててもなんだかな……って思ってました。
最近は日本も映画などは15歳禁とか18歳禁とか規制がかかっていますが、昔はそのようなR指定などなかったですものね。
でも、ポルノでぼかしが入るのはアメリカが第二次世界大戦後、日本を占領時下にしたときに日本に課したことらしいですよ。でも、当のアメリカは、R指定の映画などはぼかし一切入りませんよね。日本はいまだにそれをひきついているのにw 面白い話ですね。
もとのジェーンとは大きくかけ離れてますよねw
でもまあそこはギャグ漫画ですからw
さあ……どうなんでしょうか。
倫理基準はその会社ごとだと思うし、ニコタは、プレイヤーの良識(未成年の場合は親の良識)にお任せしますという事なのでは?
私はアメリカのようなピューリタニズム的な厳しさには反対です。
ひとつの例ですw
バートン版の千夜一夜物語は、日本では河出書房が訳を出しました。
(注解の部分のみ歯抄訳、本文は全訳)。
でね、千夜一夜の中でもバートン版はもっとも「18禁」な描写が多いと言われています。
カラーの口絵などがあるんですが、これがまたせくしぃなものがあったりしてねw
私はこれを小学校の中学年くらいから読んでましたが、
そういう部分はまーったく無意識にスルーしていました。
ああいった事がわかるかどうか。
それはそれぞれの成長度合いによるものだと思うので、頭ごなしに何歳まではなになに禁止って実は有害ですらあるかもしれません。
ニコにも未成年の方はたくさんいらっしゃると思うのですが、規制が甘いのじゃないですか?アメリカは、そのようなことはとっても厳しいのではないかなぁと思います。アメリカのアニメ、まず顔からして可愛くないですw
あれはギャグ漫画でしたが、
元ネタの『ジャングルの王者ターザン』(E.R.バロウズ、創元推理文庫)
をかなり忠実に設定なぞってたと思います。
巧みな漫画でした~。
日本はゲーム会社によりけりなんですけど、(だめなとこはだめ、となっていますよ)
ニコタは基本、大人向けと考えているんでしょうね~。
そもそも、アメリカのカトゥーンがなんであんなにつまらないかというと
その倫理規定(CEROだっけ?)によってがんじがらめであるからだと言われています~。
ニコで思うのですが、アメリカのゲームなどはたばこ、アルコール類のたぐいは絶対に販売しないのですが、ニコではアイテムにお酒、たばこ、などが含まれていてびっくりします。コーデ広場でビール持っていたり、煙管持っていたり・・・アメリカのゲームでは絶対にありません。規制が違うんでしょうけど。
ジャングルの王者ターちゃん、だったかな。
古っw
あ、いえいえ……。
そうです、週刊少年ジャンプは小学生が公式のメインターゲット層です。
なので、漫画家さんにはやはり色々と制作上の縛りがあるそうです。
広告もうるさかったですよ~。
たとえば、お酒が出るような飲食店の広告は掲載できませんでした。
そうなんですよ!
編集部の求めるものと作家が書きたいものが一致していればいいのですが、必ずしもそうではないのです~。
昔、某ラノベレーベルで入賞した時、
編集長に「うちのメインターゲットは小学生というつもりで……」と言われたのが忘れられないですね。
そこのレーベルの本を好んで読んでいるのは中学生~大学生という感じだったので。
まあ、週刊少年ジャンプと同じですw あれも編集部の主要ターゲットは小学生ですから。でも読んでいるのは大学生どころか今は社会人でも読んでいる人がいます。
小説家が自分の好きなように書けるのは、販売実績のある人気作家にならないといけないです。
それまでは編集部と交渉を重ねて、妥協できる部分は妥協しつつ作り上げていくしかありません~。
なかなか疲れる作業です><
なので、今はぬるいネット小説家に甘んじているのです~。
折り合いをどこでつけるかが難しいなぁと思います。
それは私も全く同じですね~w
もし、編集部の言う事を完全に受け入れて、割り切って書く意志があれば、そのままプロの道を進んでいたと思いますが、それは厭だったんです。
なので結局やめてしまった。
でも、小説を書く事自体は私の一部なので、続けているんです。
手描き、量産できませんからね~。私の九谷焼の先生なんか職人さんなので、何千枚と同じデザインのものを描いてらっしゃいましたが、私など、2枚でも文句言いたくなります。同じものを描くのってすっごくいや。私はアーティストでやっていけそう(売れる売れないは別として)だけど、職人にはまったくなれないなぁと思います。ステンドグラスの友人がアーティストは売れる売れないは別として、自分の好きなものを製作する人だと言っていましたが、まったく私ですwww
うわあ……ほんとに高いですね。
それだけの職人さんの手間と時間がかかっているからですよね~(でないと職人さんが生活できないし)。
だけど、一本でも手書きで手を加えると……というのも凄いです。
他のクリエイティブな職業……たとえば作曲者や小説家にはそれはないです。
一小節でも、あるいは一行でも手をいれればその人の手作り作品になる(そして高いお金で売れる)……なんて話だったらもっと作曲家も小説家も楽ができますw
ううん、知らなかった闇をのぞいてしまいました~w
最近は、技術も進歩したので、一見では手がきかプリントかわからなくなっていたり、たとえ、一本でもラインを手描きで入れるとそれは、手描きとして売ることができるので、値がつりあがったりします。とんでもない商売ですよね~
ひえええ。さしがはAu、た、高い。
そしてあれであってましたか。縁取り専用ではなかったんですね~。
でも金で絵を描いてある陶器のお値段はとんでもないことになりそうですね。
見てみたくはありますが~。
そうです。その金の部分を金彩と言うんですよ。複雑な模様から単純なラインまで、いろいろ金彩できますが、金が何しろ高いです。5グラム、32%金でだいたい6万円くらいかかります。日本で買うとめっちゃ高いのでイタリア行ったときに買います。イタリア価格だと1万8千円くらいです。日本はなんでもめちゃ高い!
電気代か!
それは深刻な悩みですね~。
相当かかるんですね?
では出来上がった時が楽しみですね~。
陶器で金というと、私はよくカップやお皿の縁にあるみたいなのしか想像できないんですが……
ううん、どんなのだろう~。
でも、先に済ませるは、気分も楽(追い込まれた感じがしない)なので、これからこれで行きますw
それはよかったです。
後がのんびりできると疲れもその分とれますね~。
金彩、仕上げはいかがでしたか。
やはり乾くと感じが変わるものですか~。
明日もこの手で行きます。
平均律クラヴィーア曲集がお勧めです。
あれは純粋音楽ですから~。
バッハはとてもいい鎮静剤になりそうですね~。
私のストレス解消法、一番いいのは道場でサンドバッグを叩く事でしたが今は禁止されてるので
ピアノでバッハを弾きまくる事かなあ。
これも今は難しいので、そのかわりに、バッハを聴きます。
この場合はあまり激しい曲を聞くだけというのは良くないので、
鎮静効果のあるバッハがいいのです~。
といって、単なるグレゴリオ聖歌やコラールだと静かすぎてだめなんです。
なかなかストレスフリーな日にするって難しいですよね~。
うさぎさんのおすすめストレス発散法ってありますか?
基本、自分の好きなことをしているときはストレス感じないとは思うんですけど、好きなことばかりじゃないですからね~。
まさにそうですね~。
まあ、へたにきょうだいがあっていがみあう間柄とかよりはずっといいのかもしれません。
あるいは、DV親父とかギャンブル狂いの両親とか
私の今の状況よりずっとひどい事はいくらもあると思うので……。
ありがとです。
ストレスはなるべく溜めないようにしています。
ストレスを溜めすぎて発症する病気って結構多いみたいです~。
私の病気もそのひとつですし。
神さまの話、楽しんでいただけて良かった~!
はい。
もう老いているのだし、家族は私しか残っていませんから。
とはいえずっと一緒に炒る事はできないので、
家庭内別居に近い事をしています><
まさにそのとおりだと 年齢を重ねると実感しております。
女神の話し面白く読ませていただきました。
お疲れ様です☆
お母様の事
大切にされてるのですね☆
色々あって大変かと思いますが
ファイト☆
ですね☆
(^-^★☽♪
できる限り大切にしていますよ~。
ただ、顔をつきあわせていたくないだけなのです……これはもうどうにもならないレベルです><
面白いでしょう?
インドの女神については太母信仰のもうちょっと深いところまでつっこまないと、人を食べる……というとこまで説明できませんが、とても興味深いテーマなんですよ~。
ダーキニーとか女神様なのに人肉食べちゃうんですよね・・・
そういう目線でマハーバーラタをもう1回読んでみようかな~