小春
- カテゴリ:小説/詩
- 2019/05/22 10:26:35
冬の寒い日が続いて
ほんのり暖かい光がさす日が
小寒いというのだろうか
私たちの愛も
そんな細い光を待っていた
そんな光を掌に載せて
あなたに見せたら
笑顔をくれるだろうか
ずっと待っていたあなたの笑顔に
そう それを待っていた
だめじゃない
だめにしたくない
だめに流されない
だから光が欲しいの
この一筋でもかなわないから
出会ってどのくらいたつだろう
でも愛は長さなんかじゃなくて
その深さ
あなたの心には私の深さがあるのか
私の心にはくっきりと消える
泣きそうになった
あなたの言葉に
思い切り泣いた
愛の執着に
そして涙さえ
終わってしまった愛に
答えはない
こんなに想っていたのに
もう戻らない日々
追い求めても受け取れない
さようなら
あなたのぬくもりに
さようなら
あなたの笑顔に
そう もうこの手にはない
やがてまぶしい季節になる
白く包まれた建物が
青い空にはれてくる
もうコートはいらない
あなたの思い出から脱ぎ捨てよう
すてきですね。目に浮かぶようです。
温め会うって大切なことですよね。それがなくなったらもう…。
ぬくもりを分かち合える人が二人…。
笑顔に変えて生きて行こう
冬はまた突然にやって来るかもしれない
でも大丈夫
その為にも今のぬくもりを持ち続けよう
凍えた心を少しでも温められるように