[SI178]執事西園寺の名推理
- カテゴリ:テレビ
- 2019/05/26 16:16:19
執事 西園寺の名推理2 第5話 テレビ東京 金曜夜8時~
今回は、大物実業家の雫石の別荘で行われた婚約披露パーティーの夜、密室となった雫石の部屋で、彼自身が年代物のクロスボウによって射殺された事件でした。
古い洋館、嵐で唯一の道が塞がれ、停電となり電話線も切られ、山奥なので携帯も通じないという、典型的というかもはや様式美ともいえるほどのクローズドサークルミステリーで、ワクワクしました。
やはりミステリーはこうでなくては。
また密室となった部屋の窓と扉はすべて施錠されており、扉の唯一の鍵は部屋の中、そして部屋に入るにはパーティーの招待客たちがたむろする部屋を通らなければならず、「三重の密室」とは、この状況の上に倒木で道が通れなくなった状態も含んでのことでしょうか。
殺された雫石は結構な高齢なのですが、婚約者は彼の半分くらいの年の三日月弥生という女性。
しかし好きで一緒になるわけではなく、三日月家を乗っ取ろうとする雫石に陥れられ、仕方なく結婚することにしたようです。
西園寺が見つけた手がかりはすべて納得がいくものであり、緻密に作られていたと思いますが、残念だったのは肝心の殺害方法が、既存の作品に似たようなものがあることです。
私が覚えているのは金田一少年の事件簿ですが、他にもあったような気がします。
また西園寺が外界と隔絶された屋敷から、警察と連絡を取るために、屋敷にいた伝書鳩を使いましたが、鳩って確か帰巣本能で長距離を飛ぶことができると記憶しているので、行ったこともない任意の場所に飛ばせるものではないと思うのですが、どうなんでしょう。
あと少し変だなと思ったのは、用心深くて1つしかない自分の部屋の鍵を自分で持っているような雫石が、価値のあるクロスボウの飾り棚の暗証番号を、いくら秘書とは言え沢渡に教えていたことです。
ところで初回に登場して以来、ずっと休んでいた西園寺の後輩執事・澤田ですが、このままずっと出ないのかなと思っていたところ、どうやら次回久々に登場するようです。
前半休んでいたのはスケジュールの関係ですかね。
まぁ別に出ても出なくてもどっちでもいいのですがw